44番  菅生山(すごうざん)  大宝寺(たいほうじ)  大覚院(だいかくいん)

【場所】〒791-1205 愛媛県上浮穴郡久万町菅生1173
【交通】JR予讃線「松山駅」から「高知行き」バスに乗り、約1時間の「久万中学校前」バス停下車、徒歩約20
【車】松山自動車道の松山インターを降り、T字路を右折して国道33号線に入る。国道33号線を道なりに約30.7Km走り、左手に、久万バス営業所のあるT字路を左折し、県道12号線を約900m走った所のT字路を右折して約1Kmで大宝寺の駐車場。
【タクシー】面河タクシー:0892-21-1220、久万タクシー:0892-21-1665
【電話】0892-21-0044
【宿泊】宿坊130人(予約必要)
【宗 派】真言宗豊山派
【本 尊】十一面観世音菩薩
【開 基】明神右京・隼人
【御詠歌】今の世は、 大悲(だいひ)の恵み、 菅生山(すごうさん)、 ついには弥陀(みだ)の誓いをぞ待つ
【拝観日】200927日(土)
【解 説】  43番札所(明石寺)から、延々と車を走らせ(約95Km)、ようやく大宝寺の駐車場に着いた時に、「遍路ころがし」として知られる最難所であるとは聞いていたが、遍路道を歩いている人は1日仕事になるだろうと思った。駐車場から、約600m程歩くと石段の参道があり、その石段の上に本堂(写真1)がある。本堂の右側に大師堂(写真2)がある。また、境内の一隅に、放浪の俳人・種田山頭火の句碑「朝まいりはわたくし 一人の銀杏ちりしく 山頭火」が立っている。
 昔、明神右京・隼人という兄弟の狩人が十一面観世音菩薩像を発見し、安置したのがこのお寺のはじまりと云われている。その後、文武天皇の勅願により、大宝元年(701年)に伽藍が建立されたので、大宝寺の寺名はその年号にちなんで付けられた。弘仁年間(810824)、弘法大師がこのお寺に留錫し、密教三密の修法を厳修され、44番札所、中札所と定められた。寺は過去3度の火災にあい、その度に再興されている。
 保元年間(1156年〜1158年)に、後白河天皇が病気平癒を祈願され、全快されたので、後白河天皇の妹宮を住職として下向させ、このお寺を勅願寺とし多額の御寄進をされ、七堂伽藍の僧堂坊社が再建された。このいわれもあって、このお寺は、病気平癒にご利益があるといわれ、中でも脳の病に霊験があり、受験生の参拝も増えている。
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(1)参道・本堂

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(2)大師堂