35番  医王山(いおうざん)  清滝寺(きよたきじ)  鏡池院(きょうちいん) 

【場所】〒781-1101 高知県土佐市高岡町568-1
【交通】JR土讃線「高知駅」から、バスで約45分、「高岡営業所」バス停で下車、徒歩約40分。
【車】34番札所から、左側に約100mT字路を右折し、650m走ったT字路を左折して、道なりに約3.1Km走った高知銀行のある交差点を
   左折し、国道56号線を道なりに約6Km走った交差点を右折し、約50mの交差点を右折して、約100mの交差点を左折し、約500mY字路
   に到着する。このY字路は右に行っても、左に行っても35番札所に着く。右側では約2.1Km、左側からは約3Kmの山道。
【タクシー】宇佐観光ハイヤー(088-856-0125
【電話】088-852-0316
【宿泊】喜久屋旅館(088-852-0155)、旅館・三陽館(088-856-0001)、国民宿舎・土佐(088-856-2451)、白石屋旅館(088-852-0029
     かたおか旅館(088-855-0248)、となみ旅館(088-855-0115
【宗 派】真言宗豊山派
【本 尊】薬師如来
【開 基】行基菩薩
【御詠歌】 澄む水を、 汲めば心の清滝寺、 波の花散る、 岩の羽衣
【拝観日】2009104日(日)
【解 説】  境内に駐車場があり、直ぐ目の前に厄除薬師如来像と本堂(写真1)が迎えてくれる。本堂の左側に大師堂(写真2)、観音堂があり、本堂の右側に子安地蔵、ゴマ堂がある。
 養老7年(723年)行基菩薩がこの地に霊気を感じ、薬師如来を刻み、本尊として景山密院釈本寺(けいざんみついんやくもくじ)と名付けたのがこのお寺の始まりと云われている。弘仁年間(810年〜824年)に、この地に留錫された弘法大師が、お寺の北側300mの岩の上に壇を築かれ、7日間修行された満願の日に金剛杖で壇の前を突かれると、清水が湧き出て、滝となって溢れ鏡のような池が出来たところから、清滝寺と号を改められた。また、このお寺は、安産祈願のお寺で、本尊は平安後期の一木造りの薬師如来立像である。また、境内の左側の「入らずの森」に平城天皇の第三皇子・高岳親王の「逆修の五輪塔」がある。

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(1)厄除薬師如来像・本堂

(2)大師堂