33番 高福山(こうふくざん)  雪蹊寺(せっけいじ)  

【場所】〒781-0270 高知県高知市長浜857-3
【交通】JR土讃線「高知駅」から、バスで約25分「長浜出張所」バス停で下車、徒歩約5分。
【車】32番札所から、650mの山道を下り、T字路を右折して、約1Km走った交差点を左折し、約3Km走って、浦戸大橋を渡り、道なりに約3Km
   の愛宕病院のある交差点を右折し、道なりに約1.6Km走ったY字路を鋭角に右折し、約100mT字路を左折して、約100mで有料駐車場。
【タクシー】桂浜交通(088-842-8075
【電話】088-837-2233
【宿泊】旅館・浦戸一(088-842-3828)、旅館・春海(088-842-2808)、旅館・桂苑(088-842-2846)、旅館・関乃家(088-841-2317
     国民宿舎・桂浜荘(088-841-2201)、民宿・安岡(088-841-3898)、民宿・五色谷荘(088-841-4161
【宗 派】臨済宗妙心寺派
【本 尊】薬師如来
【開 基】弘法大師
【御詠歌】 旅の道、 うえしも今は高福寺、 のちのたのしみ、 有明の月
【拝観日】2009104日(日)
【解 説】 駐車場から直ぐが山門、参道(写真1)で、境内の右側に鐘楼、左側に安産堂、通夜堂、観音堂、位牌堂があり、正面に本堂、右に大師堂(写真2)がある。また境内には、巨大銀杏(写真3)、および大玄塔(写真4)がある。
 延暦年間に弘法大師が開基されたときには、少林山高福寺という真言宗のお寺で、弘法大師作と伝えられる御座大師像が現存している。鎌倉時代に仏師運慶・湛慶が本尊や諸像を刻んで奉納したので、慶運寺と呼ばれるようになった。その後、月峰(げっぽう)和尚がこのお寺を再興して、この月峰和尚と面識のあった長曽我部元親がこのお寺を保護することになり、親元の宗派であった臨済宗に改められた。慶長4年に元親が亡くなった後、このお寺は菩提寺となったので、元親の法号にちなんで、雪渓寺と改められた。宝物としては、運慶作の本尊薬師如来坐像、日光月光の両菩薩像、湛慶作の毘沙門天、吉祥天女、海覚作の十二神将十体などがあり、国宝に指定されている。

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(1) 本堂・大師堂