20番  霊鷲山(れいじゅうざん)  鶴林寺(かくりんじ)  宝珠院(ほうじゅいん)

【場所】〒771-4303 徳島県勝浦郡勝浦町生名字鷲ヶ尾14
【交通】JR高徳線徳島駅から徳島バスの「横瀬行き」に乗り、約1時間の「生名」バス停で下車、そこから徒歩約1時間30分。または、19番札所(立江寺)からは、お寺から南へ約100mの所にある「立江寺前」のバス停から、徳島バスの「横瀬行き」に乗り、勝浦町の「生名」のバス停で下車、そこから徒歩約1時間30分。
【車】19番札所(立江寺)を南へ約100m走り、T字路を左折し、県道28号線を約3.8Km走り、T字路(案内板有り)を右折して、県道22号線を   2.3Km走るとT字路に出る。そのT字路を左折し、県道16号線を約4.2Km走ると、「生名」のバス停の近く案内板があり、そこを山側に左折し、山道を約3.1Km走るとY字路に出る。Y字路を右に入り、約1.7Kmで鶴林寺の駐車場。
【タクシー】横瀬タクシー:08854-2-2068
【電話】08854-2-3020
【宿泊】宿坊(450人)、民宿「坂口屋」0884-35-1201、民宿「龍山荘」0884-25-0658
【宗 派】真言宗高野派
【本 尊】地蔵菩薩(立像三尺、弘法大師作、国宝)
【開 基】弘法大師
【御詠歌】 しげりつる、 鶴の林をしるべにて、 大師(だいし)ぞ居ます、 地蔵帝釈(じぞうたいしゃく)
【拝観日】2009420日(月)
【解 説】 山道を延々と登って、ようやく仁王門前の駐車場に着いた。このお寺は、通称「お鶴さん」と親しまれ、標高570mの鶴林寺山の山頂にあり、かつては一に焼山(第12番札所、焼山寺)、二にお鶴(第20番札所、鶴林寺)、三に太龍(第21番札所、太龍寺)といわれる遍路道の難所の一つとして知られている。
 仁王門をくぐって参道を歩いていると、霧が出て来て、何か霊感を感じる雰囲気になって来た。参道(写真1)の石段を上がると、霧に包まれた本堂(写真2)が見えて来た。このお寺の創建は延暦17年(798年)で、桓武天皇が、ここに勅願道場として八堂伽藍を建立された時とされている。その後、弘法大師が夢のお告げを受けて、ここを訪れ修行しておられると、雌雄の白い鶴が羽を広げて黄金の地蔵菩薩を守護しながら老いた杉に舞い降りるのをご覧になり、弘法大師は霊を感じられ、三尺の地蔵菩薩を刻まれ、その一寸八分の黄金仏を胎内に納め本尊とされたと云われている。 このいわれの鶴の像は、本堂(写真3)の両側に置かれている。
 山号は、このお寺の周辺の山の姿が釈迦の修行地インドの霊鷲山(りょうじゅうせん、現在はチャタ(Chata)山と呼ぶ。)に似ていることから、霊鷲山(れいじゅうざん)と号し、皇室や武将たちの帰依があついお寺として栄えた。寺宝として、本尊木造地蔵菩薩立像(重要文化財)、地蔵菩薩来迎図(らいごうず)がある。

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(1)参道

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(2)本堂