第17番 瑠璃山(るりざん) 井戸寺(いどじ) 真福院(しんぷくいん)
【場所】〒779-3118 徳島県徳島市国府町井戸北屋敷80-1
【交通】JR徳島線「徳島駅」から徒歩20分、または徳島線「徳島駅」からバス16分、「井戸寺口」下車徒歩2分
【車】16番札所から東へ約300m走り左折、200mくらい走り、国道192号線を横切り、T字路を左折し、道なりに約1Km進み、三菱石油のある交差点を右折して、1.25Kmほど進み、2つめの交差点を右折して、最初の交差点を右折すると直ぐ。
【電話】088-642-1324
【宿泊】民宿「喜楽」088-625-4275、「千蔵」088-632-7485、「あわ観光ホテル」088-622-5161、「芳之館」088-622-0121
【宗 派】真言宗善通寺派
【本 尊】七仏薬師如来(伝・聖徳太子作 )
【開 基】天武天皇勅願
【御詠歌】 おもかげを、 映してみれば井戸の水、 むすべば胸の、 垢(あか)やおちなむ
【拝観日】2008年5月22日
【解 説】 駐車場の直ぐそばに、朱色に塗られた仁王門(写真1)がある。この仁王門は、蜂須賀藩主が別邸の門を寄進したもので、長屋門造りである。現在ある仁王門は、10年程前に再建されたもので、非常に綺麗である。また、この仁王門にある仁王像は四国でも最大級のものと言われている。訪れたのが5月で、門の脇のツツジが満開で我々を出迎えてくれた。仁王門を入ると正面に本堂(写真2)が荘厳な姿で、小じんまりとしたお堂の中にある。井戸寺の名前の云われについては、立て看板があり、
『井戸寺縁起 当山は、四十代天武天皇御勅願白鳳二年(西暦673年)の御開基なり、元瑠璃山妙照寺と号し、弘仁六年(西暦815年)春弘法大師四十二才の御時、四国八十八ヶ所霊場御開創の砌(みぎり)、しばらく御留錫あって一刀三礼にて御丈八尺余の土面観世音菩薩(一木一体の御作、旧国宝)を御彫刻なされ、当地方濁水なるをあわれみ給ひ、大師みづから錫杖にて一夜のうちに井戸を掘り清水湧出すおもかげを写し石に御影を彫刻した御尊像あり日を限って誓願すれば直ちに御利益多く世に日限大師として名高し、当山御詠歌に「おもかげをうつしてみれば井戸の水むすべばむねのあかやおちなむ」とその後寺号を井戸寺附近を井戸村と名付けられたり当山御本尊七仏薬師如来七体は全国唯一にして七難即滅七福即生開運厄除難病平癒の霊験あらたかにして護摩堂不動明王は除災交通安全の守護あらたかなり、当山大門は蜂須賀重喜大谷別邸の門を寄進されて有名なり』 と書かれている。
すなわち、この地域の水が濁っており、村人達が水不足に苦労していたことを大師が哀れみ、自らの杖で一夜のうちに井戸を掘られ、清水が涌き出したことから、このお寺を井戸寺と名づけたということである。 境内には、あまり似つかわしくない「アマリリス」が満開で、訪れる人々をなごましてくれる。
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