7番   光明山(こうみょうざん)  十楽寺(じゅうらくじ)  蓮華院(れんげいん) 

【場所】〒771-1509 徳島県板野郡土成町高尾字法教田58
【交通】JR高徳バス線、板野駅からバス約15分、「東原」バス停下車、徒歩約20分。
     6番札所から7番札所まで、約1.2Kmは、バスの便がないので、約15分程度歩くしかない。
【タクシー】松野タクシー TEL:088-694-2106
【車】6番札所駐車場から、県道139号線を西へ、約1.2Km(約3分)で駐車場。
【電話】088-695-2150
【宿泊】御所温泉 TEL:088-695-2043、 坂本旅館 TEL:0883-36-3269、旅館 八幡 TEL:0883-36-6186
【宗 派】高野山真言宗
【本 尊】阿弥陀如来(弘法大師作)
【開 基】弘法大師
【創 建】大同年間(806年〜810年)
【御詠歌】 人間の、 八苦を早く離れなば、 到らん方は九品、 十楽
【拝観日】200329日(日)
【解 説】 竜宮を思わせるような白漆喰の壁に朱塗りの鐘楼門(写真1)をくぐり、石段を登ると、中門(写真2)があり、そこを入ると正面に本堂(写真3)、右に方丈、客殿があり、本堂の左の石段を登ると大師堂(写真4)がある。
 大同年間(806年〜810年)に、弘法大師が現在の寺所より約3kmのところにある堂ヶ原というところで、修行中に阿弥陀如来が現れ、霊地と悟り、阿弥陀如来像を刻み、その地に堂宇を建立した。寺の名前を極楽浄土の最高階、至上世界を意味する「十楽」をとって「十楽寺」と命名した。その後、天正年間の兵火により焼失し、宝永年間に再建が始まり、現在の姿になったのは、明治以降であると伝えられている。
 大使堂の登り口に浪切(なみきり)不動尊があり、その先に地蔵尊が並んでおり、眼病に霊験あらたかと言われている。また、寺宝として、真田幸村の茶釜がある。

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(1)鐘楼門

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(2)中門

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(3)本堂

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(4)大師堂