【番外1 東光山 摂津国 花山院(かざんいん)

【場所】〒669-1505 兵庫県三田市尼寺(にんじ)352
【交通】JR福知山線三田駅から、神姫バスで乙原行きに乗り、約20分で花山院下車、そこから約1Km登ると山門。
【車】中国自動車道の西宮北ICをおりて、国道176号線を北上すると、三田市に入る。JR福知山線を横切り、2つ目の交差点を右折し、県道三田篠山線を北上すると花山院バス停留所に着く。ここの駐車場に車を止めて、約20分かけて歩いていくか、車で山門前まで登れる道があるので、こちらのほうが楽にお参り出来る。
【拝観料金】無料
【拝観時間】8:0017:00
【電話】079-566-0125
【宿泊】三田市内にホテルあり、三田市立観光案内所TEL:079-563-0039
【主な行事】
【宗 派】真言宗
【本 尊】薬師瑠璃光如来
【開 基】法道仙人
【創 建】白雉2(651)
【御詠歌】 有馬富士ふもとの霧は海に似て 波かと聞けば奥の松風
【解 説】 花山院のバス停留所から、約400mの東光山の山頂近くの花山寺まで、急な山道を約20分歩いて行く。
山門(写真1)を入ると、花山法皇をおまつりしてある法皇殿、本尊の薬師瑠璃光如来を安置してある薬師堂観音堂、客殿、庫裏などがあるが、案外狭いので、短時間で見て廻ることが出来る。この境内からの眺めは非常によく、三田市内が一望出来、遠く左手に有馬富士が見える。天気に恵まれれば、遠くは小豆島まで望めることが出来る。
 このお寺は、白雉2(651)に法道仙人が開かれたお寺で、一時は荒れ放題になっていた。第65代花山天皇は、即位後2年で法皇となって京を離れ、西国33ヶ所観音の巡礼を再興されたので有名であるが、播州の清水寺に行かれたときに、東光山を眺めて、ふと登ってみようと思われて、
この山の静かさ、眺めの良さにすっかり魅せられて、花山院で修行をつまれ、寛弘5(1008)にここで亡くなられた。観音堂の前の小高いところに花山法皇のご陵がある。山の麓に「十二后の墓」がある。花山法皇がご在位のときに都で仕えていた女官たちの内11人が法皇のお世話をしようと都からこの地を訪ねてきたが、東光山は女人禁制であったので、剃髪して尼となり、山麓に草庵を構え、法皇の無事を祈ったと伝えられている。これがもとで、この寺のある地名が尼寺(にんじ)と呼ばれるようになった。

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(1)山門

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(2)