【第29番 青葉山 丹後国 松尾寺】

【場所】〒625-0010 京都府舞鶴市松尾532
【交通】JR小浜線松尾寺駅から徒歩約1時間。東舞鶴駅から京都交通バス高浜行きで約30分、松尾寺口下車、徒歩約40
【車】舞鶴自動車道の舞鶴東ICから府道28号線から国道27号線を東へ約4Kmで松尾寺口、府道564号線を約2Km
【拝観料金】無料
【拝観時間】8:0017:00
【電話】0773-62-2900
【宿泊】舞鶴市街、高浜に旅館、民宿
【主な行事】 3月春分の日:春彼岸会、58日:仏舞・花祭、9月秋分の日:秋彼岸会
【宗 派】真言宗醍醐派
【本 尊】馬頭観世音菩薩
【開 基】威光上人
【創 建】和銅元年(708年)
【御詠歌】そのかみは幾世経(いくよへ)ぬらん便りをば 千歳(ちとせ)もここに松の尾の寺
【解 説】 国道27号線(若狭街道)の福井県境近くに標高約700mの青葉山(別名、若狭富士、馬耳山)が見える。この山腹の標高約220mのところに松尾寺がある。JR小浜線松尾寺駅から、約2Kmの急な参道を約1時間登って、やっと仁王門に到着する。(車でくると仁王門下に駐車場がある。)仁王門をくぐると、正面に二層屋根の宝形造りの本堂がある。本堂にある手水鉢や、本堂の台石は青葉山の溶岩が使われている。
 本堂の右に大師堂、左に位牌堂がある。また境内には、鐘楼、放生池、本坊、仏舎利塔、一切経蔵などがある。山頂には、奥の院があり、ここからの若狭湾の島々が大変きれいに見えて、すがすがしい気分になる。松尾寺は、慶雲元年(704)に中国から渡来した威光上人の開基であり、馬頭観世音菩薩が本尊として祀られている。なぜ馬頭観世音かというと、青葉山の山頂が二つに分かれているのを上人が見て、その形が馬の耳にそっくりなところから、中国の馬耳山を思い出して、馬頭観世音菩薩を本尊としたと言われている。後に、後鳥羽天皇の勅願所となり、末寺65を持つ大きなお寺になったが、戦国時代に細川幽細の兵火で全焼してしまった。その後本堂は、天正9年(1581年)に細川幽細によって、再建されたというから、おもしろい。

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(1)石段

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(2)仁王門