【第28番 成相山 丹後国 成相寺(なりあいじ)】
【場所】〒629-2241 京都府宮津市成相寺339
【交通】北近畿タンゴ鉄道天橋立駅下車、徒歩5分で天橋立桟橋、そこから丹後海陸交通の観光船に乗り、一の宮桟橋まで約12分、一の宮桟橋から徒歩5分の府中一の宮から傘松ケーブルで約4分で笠松駅、さらに丹海交通の成相登山バスで約6分。または、天橋立駅からケーブル下までバスで約20分。(本数が少ない)
【車】舞鶴自動車道の舞鶴西ICから国道27号線を北上し、舞鶴市大手で左折して、175号線に出て、由良川を渡ってすぐを右折して、178号線に出て、天橋立西岸の国分交差点を左折すると、為相寺までの登山道にでるので、約4Km走る。
【拝観料金】400円
【拝観時間】8:00〜17:00
【電話】0772-27-0018
【宿泊】府中一の宮、天橋立近辺に旅館多数、天橋立観光協会TEL:0772-22-0670
【主な行事】 2月節分:節分、星祭祈祷、8月9日:施餓鬼供養、千日会、紫燈でこ祈祷
【宗 派】高野山真言宗
【本 尊】聖観世音菩薩
【開 基】真応上人
【創 建】慶雲元年(704年)
【御詠歌】 波の音松のひびきも成相(なりあい)の 風ふきわたす天の橋立
【解 説】 日本三景の一つである天橋立に近い成相山の山腹にあるお寺で、ここからの天橋立は、また格別である。山門から石段を登っていくと右手に鐘楼があるが、この鐘楼は「つかずの鐘」といわれており、入り口も、鐘もない。慶長14年(1609年)に鐘にヒビが入ったので、住職の賢長和尚が鋳直すことにし、浄財を募って、名工鋳物師、法橋祐光に頼んで修理作業をしていたとき、見物に来ていた母親の不注意から抱いていた子供をわきたぎっているるつぼの中へ落ちるという事件があった。完成した鐘をつくと、山の麓の家々の赤ん坊たちがいっせいに悲しそうに泣き出し、和尚はるつぼに落ちた子供のことを思い出し、その子の成仏を願って、その後鐘をいっさい鳴らさないようにしたと伝えられている。
鐘楼から石段を40段ほど上がって行くと本堂に着く。境内に、本堂、鎮守社、茶堂がある。本堂は、入母屋造りで、正面に千鳥破風(ちどりはふ)、向拝に唐破風(からはふ)がついている。本堂の右手を下っていくと、本坊に着く。成相寺の開基は、真応上人で、慶雲元年(704年)に建立された。真応上人が、天橋立の風光にひかれてこの地にとどまっているときに、不思議な老翁から聖観音像を渡された。この観音像を本尊として、お堂を建てたのがはじまりとされている。厨子の中の秘仏で、高さ50cmほどで、「橋立観音」とも呼ばれている。
堂内に阿弥陀如来、地蔵菩薩が安置されている。また内陣には、左甚五郎作の「真向(まむき)の龍」の彫刻がある。本堂下の公園には、高さ33m五重塔があり、その周りには龍が住むと言われている底なしの池がある。境内は、4月末から5月初旬1500本のシャクナゲが見事に咲く。また、秋の紅葉も美しい。
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