【第26番 法華山 播磨国 一乗寺】

【場所】〒675-2222 兵庫県加西市坂本町821-17
【交通】JR姫路駅前から神姫バスで社(やしろ)行きで約35分、法華山口下車、徒歩約30分、休日には、一乗寺経由のバスがある。
【車】国道2号線旧加古川バイパスの加古川西交差点から県道高砂北条線を約10Km北上し、三口交差点を左折してしばらく走る。
【拝観料金】300
【拝観時間】8:0017:00
【電話】0790-48-2006,4000
【宿泊】姫路市内の旅館多数
【主な行事】 118日:修正会、424日:定例宝物拝観日、58日:花祭大祭、115日:定例宝物拝観日
【宗 派】天台宗
【本 尊】聖観世音菩薩
【開 基】法道上人
【創 建】白雉1(650)
【御詠歌】 春は花 夏は橘 秋は菊 いつも妙(たえ)なる法(のり)の華(なは)山
【解 説】 法華山口バス停留所から歩いて約2Km歩くと、門前に茶店があり、茶店の前に拝観受付所があるが、山門がなく、石段(写真1)を登っていくと、常行堂と三重塔にたどりつく。この三重塔(写真2)は、承安元年(1171年)に建設され、五智如来が安置されており、国宝に指定されている。塔の右側に経蔵がある。さらに石段を上がっていくと、本堂(大悲閣)に着く。これは、寛永5年(1628)に姫路藩主本多忠政の寄進で、再建されたもので、九間に八間、入母屋造り、瓦葺きの建物で、重要文化財に指定されている。このお寺の開基は、法道上人である。
 本尊は、本堂(大悲閣)に安置されている聖観音像で、上人がインドから持って来たものといわれており、重要文化財に指定されている。この本堂の後ろに、室町時代の建築である妙見堂、弁天堂、鎌倉時代の建築物である護法堂が並んでいる。200mほど裏に、奥之院開山堂がある。

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(1)石段

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(2)三重塔