【第22番 補陀洛山(ふだらくさん) 摂津国 総持寺】
【場所】〒567-0801 大阪府茨木市総持寺1-6-1
【交通】阪急京都線総持寺駅から徒歩約10分
【車】名神高速茨木ICから国道171号線を東へ約1.5Kmの西河原交差点で右折、信号3つ目から30m先を左折するとすぐ山門。山門前に無料駐車場あり。
【拝観料金】無料
【拝観時間】8:00〜17:00
【電話】072-622-3209
【宿泊】茨木市内に旅館あり
【主な行事】 4月15日〜21日:本尊開扉、4月18日:山蔭流包丁式、7月土用丑の日:きゅうり加持
【宗 派】高野山真言宗
【本 尊】千手観世音菩薩
【開 基】山蔭中納言政朝卿
【創 建】寛平2年(890年)
【御詠歌】 おしなべて老いも若きも総持寺の ほとけの誓い頼まぬはなし。
【解 説】 阪急電車の総持寺駅から、西方向へ約10分歩くと山門に出る。30段ほどの石段を登ると三層の楼門様式の山門(写真1)に出る。山門をくぐると正面に豊臣秀頼が再建した向拝を構えた本堂(写真2)があり、左側に薬師堂、経堂、不動堂、大子堂などが建ち並んでいる。また、右側に近代建築物の納経所があり、休憩所も兼ねている。この納経所の前に、室町時代の瓦窯をガラス越しにのぞくことができるようになっている。
総持寺の開基は、平安時代の公卿の藤原山蔭で、中納言に昇進し、民部卿も兼ねた。また、この山蔭は、京都の吉田神社の創建者でもあり、歌人、料理の名手としても知られ、膳部料理の山蔭流(四条流)包丁式の元祖とされており、日本料理中興の祖とも言われている。この山蔭流包丁式とは、毎年4月18日に古式ゆかしい装束の料理人が、食材の魚に手を触れることなく、箸と包丁だけで料理をする儀式料理である。境内に包丁殿があり、ここにお参りすると料理の腕が上達すると言われている。織田信長の茨木合戦の時に、寺は焼けたが、本尊は下半身が黒焦げになっていたが、上半身は金色に輝いていたことから、この本尊は、「子育て観音」、「火除け観音」と呼ばれていた。4月15日から1週間だけ開扉される。
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