【第18番 紫雲山 山城国 六角堂 頂法寺】

【場所】〒604-8691 京都市中京区烏丸通六角東入る
【交通】JR京都駅から地下鉄烏丸線で約6分、烏丸御池駅下車、東南口から徒歩約3分。
    または、阪急烏丸駅から徒歩約6分。
【車】名神高速の京都南ICから、国道1号線へ出て、堀川通を北進し、堀川御池で右折、
   烏丸御池で右折して、約400m
【拝観料金】無料
【拝観時間】8:0017:00
【電話】075-221-2686
【宿泊】旅館多数
【主な行事】 15日:初生け式、4月中旬:いけばな池坊展、11月中旬:池坊全国華道展
【宗 派】単立
【本 尊】如意輪観世音菩薩
【開 基】正徳太子
【創 建】用明天皇2年(587年)
【御詠歌】 わが思う心のうちは六(むつ)の角 ただ円(まろ)かれと祈るなりけり
【解 説】 正徳太子が、用明天皇の2年(586年)この地を訪れ、そこにある泉で沐浴するときに、持っていた護持仏を木の枝に結んでいたが、護持仏はその枝から離れようとしない。その夜、「後に都の中心になるところ」という夢のおつげがあり、ここに六角形のお堂を建て、持っていた高さ54mmの護持仏(如意輪観音)を安置したのが寺のはじまりと言われている。その後、何回かの火災にあったが、現在の建物は、明治8年再建されたものである。この六角堂(写真34)が本堂で、頂法寺と呼ばれるよりも六角堂の名前のほうがよく知られている。
 通りをへだてた南側に鐘楼があり、豊臣家の家臣、横尾忠氏が寄進したと伝えられており、動乱時や鴨川の洪水のときに庶民この鐘を鳴らして急知らせるものでもあった。また、お寺の裏手に華道家元の池坊がある。聖徳太子に従って来た小野妹子は、六角堂の本尊守護を命じられ、本堂のそばの池のほとりに坊舎を設けて出家し、名を専務と改め、朝夕本尊に花をお供えしたのが華道のはじまりと言われている。
 境内には、京の中心と言われている「へそ石(写真2)」がある。このへそ石には面白い言い伝えが残っている。平安京造営のときに地割の中心に六角堂があって、これだと地割が出来ないので、困って観音様にお願いしたら、六角堂は一夜で北へ約5丈動いたが、この時に取り残された礎石が「へそ石」であると言われている。「へそ石」のそばにある「地ずれの柳」は、「縁結びの柳」とも呼ばれている。

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(1)頂法寺入口

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(2)へそ石

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(3)六角堂

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(4)六角堂