【第16番 音羽山 山城国 清水寺】
【場所】〒605-0862 京都市東山区清水1丁目294
【交通】JR京都駅、阪急河原町駅から市バスで約15分、清水坂または五条坂下車、徒歩約10分。
京阪五条駅下車、徒歩約20分。
【車】国道1号線で、五条坂へ
【拝観料金】本堂300円
【拝観時間】6:00〜18:00
【電話】075-551-1234
【宿泊】旅館多数
【主な行事】 8月14〜16日:千日詣(宵祭り夜間拝観)
【宗 派】北法相宗(本山)
【本 尊】十一面千手千眼観世音菩薩
【開 基】延鎮上人
【創 建】延暦17年(798年)
【御詠歌】 松風や音羽の滝の清水を むすぶ心は涼しかるらん
【解 説】 清水寺は、世界遺産「古都京都の文化財」に登録されているお寺で、一般には「清水さん」と呼ばれており、「清水の舞台」(国宝)、「音羽の滝」が有名である。同じ名前の25番札所の清水寺が兵庫県にあるが、この寺の本尊は、京都の清水寺と同じ十一面千手千眼観世音菩薩をおまつりしてあるが、法道仙人の開基で、全く別のお寺である。清水寺は、開門が早朝6:00と非常に早いが、早朝から参拝する人が結構多い。このお寺の起源は、約1200年前(宝暦年間)に、延鎮上人が音羽山で行叡居士に出会って、行叡居士に案内され、音羽の滝の近くに草庵を設け、手作りの千手観音を安置したのがはじめと言い伝えられている。その後、延鎮上人が、鹿狩りをしていた征夷代将軍坂上田村麿に出会って、殺生の罪深さを説いたところ、坂上田村麿は、おのれの愚かさを恥じ、お堂を寄進し、清水寺になったと言われている。
にぎやかな門前町の参道を通り過ぎると、正面に仁王門(写真1)が見えてくる。仁王門の前は、広場になっており、修学旅行の記念撮影の場所でもある。仁王門の右側に西門、奥に鐘楼、三重の塔がある。奥へ進んで行くと、経堂、田村堂(征夷代将軍、坂上田村麿を祀ってある)、朝倉堂、鎮守の地主神社などを通り過ぎると本堂に到着する。
本堂は、延暦17年(798年)長岡京の紫宸殿を移して、音羽山清水寺と名前が付けられたのがはじめと言われており、その後たびたび火災にあい、再建されたが、現在残っているものは、寛永10年(1633年)徳川家光は奉納したもので、8回目の再建物であり、九間に九間、一重、寄棟造り、檜皮葺きで、裳階(もこし)と両翼廊(よくろう)がついており、屋根にふくらみがある優雅な和様の復古式建築物で、国宝に指定されている。ここの内々陣の中央厨子の中に本尊の十一面千手千眼観世音菩薩が祀られている。案外気が付かない人が多いが、外陣の欄間に江戸時代に奉納されたと言われている大型の絵馬を見ることができる。「清水の舞台(写真2)」は、音羽山の中腹にあり、正面には紅葉の名所となっている錦雲渓があり、子安塔(こやすとう)が望める。左下には、三筋の「音羽の滝」が見え、この滝は、延命と諸病に効果があると言われている。また本堂の東には、釈迦堂、奥の院などが見え、境内には茶屋もある。修学旅行で来て以来の参拝だったが、境内には15棟の重要文化財に指定されている建物があり、清水の舞台とか音羽の滝に目が行ってしまうけれども、じっくりと他の建物も見て欲しいものだ。
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(2)清水の舞台 |