【第13番 大本山 近江国 石山寺】
【場所】〒520-0861 滋賀県大津市石山寺1‐1
【交通】京阪石山坂本線石山寺駅から徒歩7分。
JR東海道本線石山駅からは、京阪バス南郷洗堰方面行で石山寺山門前まで8分
【車】名神高速の瀬田東IC、または瀬田西ICから京滋バイパス側道へ出て瀬田川を渡り、
国道422号線を左折して約1Km
【拝観料金】400円、紫式部展別途200円
【拝観時間】8:00〜16:30
【電話】077-537-0013
【宿泊】石山温泉の旅館あり。石山観光協会:TEL 077-537-1105
【主な行事】 1月18日:初観音、1月28日:初不動、3月18日〜6月末日、9月1日〜11月末日:紫式部展、6月第2土曜:青鬼祭、8月9日:石山観音千日会、中秋の名月:名月紫式部祭
【宗 派】東寺真言宗
【本 尊】如意輪観世音菩薩
【開 基】良弁僧正
【創 建】奈良後期の8世紀半ばころ
【御詠歌】 後の世を願うこころはかろくとも ほとけの誓いおもき石山
【解 説】 瀬田川に面した仁王門(東大門)(写真1)に安置されている仁王像は、運慶、湛慶の親子の作と言われている。またこの山門は、源頼朝が寄進したものであり、淀君が大修理をしたもので、三間一戸の八脚門で、入母屋造り、本瓦葺の重要文化財である。この山門をくぐり、石畳の参道を行くと右手に方丈、客殿、大黒堂が続き、参道の両側には、霧島ツツジ、カエデ、桜が植えられており、四季色とりどりの花で楽しめる。参道の突き当たりの右手に石段があり、石段を登りつめたところに、豪快な巨岩郡が圧倒する。この巨岩(写真2)は、硅灰岩で天然記念物に指定されている。境内には、観音堂、毘沙門堂、御影堂があり、良弁僧正中興の祖淳祐内供、弘法大師の木像が安置されている。蓮如堂を経て、階段を登ると本堂に着く。 本堂の内陣部は七間、四間、相の間があり、天平時代に創建されたが、雷火にあって半焼してしまい、永長元年(1096)に再建され、現在にいたっており、滋賀県の最古の木造建築物である。礼堂は、山の斜面から突き出した舞台造りで、九間に四間で、桃山時代の慶長7年(1602)に建築されたもので、一隅に源氏の間があり、紫式部が参籠し、源氏物語の須磨と明石の2帖をここで執筆したと言われている。
本堂の右手を登って行くと、校倉造りの経堂、紫式部の供養塔があり、その奥に4円切手の図案になった多宝塔がある。この多宝塔は、国宝で、この中には大日如来像が安置されている。多宝塔の東に月見亭、芭蕉庵(写真2)がある。ここからの眺望は素晴らしく、瀬田川、比叡山などが見渡せる。丘を下る途中に、重要文化財の鐘楼があり、竜宮の乙姫さまから俵藤太秀郷に贈ってきたという伝説がある。
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