【第7番 東光山 大和国 岡寺(龍蓋寺りゅうがいじ)】
【場所】〒634-0111 奈良県高市郡明日香村岡806
【交通】近鉄南大坂線橿原神宮前駅東口から奈良交通バス岡寺前行き16分、岡寺下車、徒歩10分
【車】西名阪道の郡山ICから南へ国道24号線、169号線を経由、岡寺駅前で左折
【拝観料金】300円
【拝観時間】8:00〜17:00(12月〜2月は、16:30まで)
【電話】0744-54-2007
【宿泊】明日香村に民宿約10軒、明日香観光会館0744-54-3240
【主な行事】 1〜3月の午の日:厄除け祈願祭、3月21日:弘法大師御影供、6月15日:弘法大師降誕会
【宗 派】真言宗豊山派
【本 尊】如意輪観音菩薩
【開 基】義淵(ぎえん)僧正
【創 建】天智天皇2(663)年
【御詠歌】 けさ見れば 露岡寺の庭の苔 さながら瑠璃(るり)の光なりけり
【解 説】 このお寺を訪れるのは、5月頃が最高で、サツキ、シャクナゲが約3000株の花が咲きほこる。坂道を登ると桜門様式の仁王門(写真1)がある。これは、三間一戸、入母屋造りで本瓦葺きの重要文化財である。山門をくぐると、入母屋造り、本瓦葺きの大きな本堂(写真2)へ出る。本尊は、厄除け観音として信仰を集めてきた、高さ4.6mの如意輪観音像で、塑像ではわが国最大で、重要文化財この像は、弘法大師がインド、中国、日本の土を合わせて造ったとうい言い伝えがある。
岡寺の開基は、義淵(ぎえん)僧正で、天智天皇の2年(663)である。捨て子であった義淵は、中大兄皇子(天智天皇)に拾われ、岡の宮で成長した。この宮殿を賜って寺にしたと伝えられ、岡寺となった。義淵は、元興寺の智鳳僧正につき修行し、龍蓋寺、竜門寺、竜福寺、竜泉寺、竜象寺を建立している。また、奈良朝から平安初期に活躍した行基、宣教、良敏、行達、降尊、良弁、道鏡などは、門下生である。龍蓋池が本堂の前にあるが、これは豪雨や暴風を起して村人を困らせていた龍を義淵僧正が法力で池に閉じ込め石で蓋をしたことから、龍蓋寺(りゅうがいじ)の由来となっている。
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