納豆トーストの二大派閥                   
  
  

納豆トーストの起源
 平成8年秋、朝食にガーリックトースト(トーストにバターを塗り、ガーリック粉末をまぶしたもの)を好んで食べていました。その年の秋のある朝いつものようにガーリックトーストを頬張りながら唐突に (この上に納豆を乗せたらどんな味がするのだろう…)という考えが浮かび、好奇心が人一倍旺盛な僕は早速試してみました。
 
そのときの衝撃は忘れられません。これが「全納ト連」式納豆トースト誕生の瞬間でした。こんな変な、しかも美味しい料理は僕の発明に違いないと長年思っていました。平成12年の1月にホームページで公開しましたが、そのときWEB上で納豆関連のホームページを彷徨っていたら、なんと納豆トーストのページがあるではありませんか。それも非常に多くのページが…。仰天するとともに、似たようなことを考えるヒトがいるものだナと苦笑を禁じ得ませんでした。 僕の発明ではなかったことにガッカリもしました。

   
   
納豆トーストの定義
    納豆トーストとは、納豆とトーストを主たる構成物とした料理のことです。
    「全納ト連」式は、トーストの上に納豆、その他の副菜、薬味、調味料を乗せたオープン
   サンド形式のものですが、ハンバーガー形式のもの、サンドイッチ形式のもののほかに、
   ベーグルをベースにしたものもあるようです。



  
  
 納豆トーストの二大派閥
    納豆トーストには大きく分けて、以下の2つの系列があります。

     @
コールド … 和風
      焼いたトーストの上に、冷たい納豆(+副菜+薬味+調味料)を乗せる。

     A
ホット  … 洋風
      トースト上に納豆(+とろけるチーズ+副菜+薬味+調味料)を乗せ、
      オーブントースターで焼く。

     B その他少数派
      ・変わり種として、@の 1/4 サイズのものをまるごと揚げるというのもあります。

      ・また納豆そのものをフライパンでバター炒めして、薬味とともにトーストに乗せる
       というのを最近発見。(フライパンが臭くならないかなァ…)

      ・さらに上のに似てる部分もありますが、
      「強火で熱したフライパンに軽く練った納豆を載せてドーナツ状の土手を作り、
       真ん中のスペースに生卵を落として後は水を少々かけフタをして待てば完成。
       そいつをこんがり焼いたトーストに載せてパクッ!」
       なんていう豪快なのも。WEB上でみつけました。

    ホット系も溶けたチーズが美味しそうですが、暖かい納豆はどうも…という感じです。
    「全納ト連」式はコールド系です。


   納豆トーストの副菜と薬味
    「全納ト連」式の副菜、薬味は以下の12品目です。
    
     (動物系)烏賊の麹漬け

     (植物系)刻みキャベツらっきょう、だし漬けにんにく

     (海草系)味付け海苔

     (塗る物)バター、半液状チー

     (薬味) 刻み葱紅生姜

     (調味料)からし、マヨネーズ、ガーリック粉


    その他の納豆トーストを調べると以下のようなものを使用しています。

     (植物系)玉葱のみじん切り または スライス、大葉、サラダ菜、レタス、クレソン、パセリ、かいわれ大根、
          
ルッコラ、ベビーリーフ、
きゅうり、バナナ、トマト、ピーマン、アボガド、パプリカ、おくら、ハーブ類

     (動物系)玉子の黄身、目玉焼き、温泉玉子、ツナ、ハム、まぐろの刺身カリカリに焼いたベーコン、コーンビーフ、
          ふわふわのスクランブルド・エッグ

     (海草系)韓国海苔、めかぶ

     (塗る物)とろけるチーズ、ピザ用チーズ、カマンベールチーズ、辛子バター、モッツァレラ・スライスチーズ

     (薬味) 白胡麻黒胡麻、鰹節、おろしたにんにく、柚子

     (調味料)醤油、砂糖胡椒、柚胡椒、ケチャップ、味噌、みりん、七味唐辛子、一味唐辛子、タバスコ、わさび
          
焼肉のタレ
、コチジャン、キムチの素、納豆添付のだし、
     
     (その他)大根おろし、ポテトチップス、海苔味ふりかけキムチ、漬、オリーブオイル、カレー
          カスピ海ヨーグルト
     

    こう言うとミもフタもないですが
    食べられる物ならなんでも良いという感じです。