納豆トーストの素晴らしさ                        

美味い
 これを食べるのが楽しみで、毎朝あまりにも早く目が覚める位です。
 もっとも友人の一人は「早起きは、老人になったせいだ」と主張します。
        
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老けない
 
実際の僕の年齢は60歳(平成14年4月現在)ですが、スナックなどでホステスに年齢を推量させると、だいたい「50歳位?」と答えます。もっともホステスにだまされたことのある別の友人は、「ホステスなんてお世辞を言うのが商売だし、だいたい嘘つきだ」と差別発言ともとられないことを言います。
禿げない
 白髪は混じっていますが、髪はふんだんにあります。
 「20日に一度しか髪を洗わないせいだ。
禿げた乞食は居ないだろう」と言い張る友人もいることはいますが…。ちなみに、年齢のわりに頭髪の豊かな作家五木寛之氏は年に4回しか髪を洗わないそうですし、作家野坂昭如氏は戦後1度も歯を磨いたことがないそうです。(これは関係なかったか)
太らない
 165.5Cmの身長に対して、体重62Kgで BMI値 = 22.6 の理想体重をキープしています。もっとも友人の別の一人は、「学校で学生や同僚にいじめられているせいだろう」と言います。何を隠そう、僕は学校の先生なのです。講義より携帯電話、演習よりゲームの
好きな(大多数の)学生にものを教えるのはここだけの話ですがストレスのたまる作業であることは事実です。


黒豆タイプも作ってみました。
頭が良くなる
 この年になっても、「納豆トースト」の利点を20近くも書けるだけの聡明さを維持しています。友人のうちの珍しくまともな一人は、「頭のいいのは元々だろう」と言います。4才でIQが200もあり、6才にして南アラバマ大学に入学したアメリカの天才少年マイケル・カーニー君に、なぜそんなに頭が良いのかと質問すると、「
毎日納豆を食べているから」と答えたのは有名な逸話です。

その他
毎朝献立を考えなくて良い

少なくとも10年は食べ飽きない

コンビニのおにぎり1個より安い(材料費約 80 円)。
 

たまに出張したときなどのホテルの朝食が、妙においしく感じられる。

ニンニクの臭いがするため悪い異性が近付いてきて、朝から「ねぇキスしよう」などと迫られたりしない。(もっとも、納豆ト−ストを食べる以前にもそのような経験は一度もありませんが…)

)「納豆の変な食べ方コンクール」が開かれたとしたら、優勝できるかもしれないし、将来水戸市の名誉市民に選ばれるかもしれない。

g)野球のバッターが打席につくときとか、ゴルフの選手がティーグラウンドで球を打つとき、それぞれのやり方で一連の決まりきった動作をするのが観察される。
 これらの動作をルーティンとかワッグルと呼ぶ。これらの動作によって試合の中にスムーズに入れるようにしているのである。僕の場合、日常生活の第一歩が朝の散歩と納豆トーストである。これによって、ともすれば煩わしいことの多い1日のスタートを、何も考えることなくごく形式的にきることができる。

納豆トーストのホームページを作ることが出来る。(ただ、納豆以外の情報を発信しにくくなるという欠点も、あることはあります)

i)その結果、全世界の納豆好きの友人とメル友になれる。
(…と期待していたのですが、メールや書き込みは思ったほどありません)

これだけ品数が多いと常に何かが足りなくなるため、スーパーに足繁く通うことになり、買い得情報や、現時点で何が流行しているかなどのトレンドを知ることができる。

口が粘ってスムーズに喋れず、寡黙で口数の少ない紳士だと思われないこともない。

l)胃にもたれることがなく、朝食が多少遅くなっても大抵昼食が美味しい。

m)10年間食べ続けても大きな弊害(同一食物摂取障害)がない。
 コレステロール値がやや高い(=238)と判定されたのみ。
 コレステロール値そのものも「260前後がもっとも健康」などとする学説もあり、はたして高すぎると言い切れるかどうか…。(それが証拠に、最近の検診ではコレステロール値の上限値は姿を消し、悪玉コレステロールなどという怪しげな検査値が採用されている。今までコレステロール値が220以上で異常と判定され、精密検査を受け、薬まで飲んだ人はおそらく何万人もいるだろうが、時間と金の返還訴訟を起こしても良いのでは…。医療費=税金の無駄はどうしてくれるのか、と思う)

n)肉を使用してないため、ヒンズー教徒やイスラム教徒から後ろ指を指されることもないし、ベジタリアンや国際動物愛護協会から非難されることもない。
(唯一の動物である烏賊の麹漬けはまず許してもらえると思う)

o)世上悪い食べ物の代表とされる砂糖、塩、脂肪を使用していてもごく僅かであるため
なんとなく安心できる。ただし知人(女性)から「マーガリンは腐った脂であり、すぐに捨てなさい」という指摘があったのも事実である。現在その評価を慎重に検討中である。

p)とうもろこし、さき烏賊、野沢菜などのように歯にひっかかる食材を使用 していないため、食後爪楊枝を使う煩わしさから解放される。

などなど数え切れないほどの長所があります。

 量的に少ないのではとの意見も耳にしないわけではありませんが、「健康になりたければ朝食を抜くべし」と主張する医者もいるし、日に1食しか食べない1食主義の元気な老人もおり、何が本当に健康に良いかなどは、本当のところ誰にも判らないのではないでしょうか。断食健康法などを信奉する人からみれば、あまりにも多量で、栄養過多な食事とさえ言えるかもしれません。
 以上で、納豆トーストの素晴らしさと、僕の友人に、一人を除いてろくな人物がいないことは十分理解されたことと思います。