十 手
「十手」は、室町時代中頃より警防具として使われてきました。江戸時代には、現在の警察機関にあたる“町奉行”で使われていたのが有名です。
「十手」の場合「兜割」と違って「鉤」が別部品でできており、棒身に穴を開け、そこに通してかしめて着けてあります。
起源に関しては、定かではありませんが中国より伝わったと言われております。
中国には、「鉄尺」と呼ばれる鉤の付いた棒状の兵器がありこの「鉄尺」が「十手」「兜割」琉球古武道の「サイ」の起源とも云われています。
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