☆ 龍杖に采配図小柄 無名 後藤程乗 ☆

(特別保存刀装具)

江戸初期、山城国京都、赤銅魚子地(しゃくどうななこじ)高彫、 長さ 96.5mm 幅 14.4㎜ 上製落込桐箱入   本作は、武家金工ー後藤家の九代程乗作と極められている金の小縁が廻らされた赤銅魚子地 を高彫金色絵とし作成されている。龍の背骨を意図したと思われる杖で龍の頭は、 後藤家伝統の作で彫りの深い作品となっている。杖の中程に配置されている采配は、銀 の色絵をほどこした高彫りである。




拡大図表


拡大図裏


原寸図表


原寸図裏

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