☆☆☆☆ 陸奥守包保 ☆☆☆☆

新刀上作 寛文頃

(財)日本美術刀剣保存協会 保存刀剣

登録日 昭和28年8月17日 長崎県 第 3369号

 二代目包保は、本国丹後。左陸奥包保門。後、養子となる。初代と共に信州松本水野家お抱え工となる。  初め左文字に「陸奥守包重」後、右文字に「陸奥守包保」と切る。故に右陸奥と称す。本作は、既に 右文字で、資料としても貴重である。身幅・重ね尋常、横手を切り、寸程良く、姿スラリとして美しい。 地肌/板目、柾を交え、練れて、良く詰み、地沸美しく、金色明るく冴えて精美。刃紋/直小乱れ、小互 の目交じりに、小沸深く、足・葉入り、ほつれ・金筋入り・砂流し細かく仕切りとかかり、刃味明るく冴える。鋩子/直に掃けて 先火焔風あり丸し。地刃・体配全て健全、「右陸奥」の技量良く示す.    

刃長 25cm:反り 無: 元厚 9.5㎜:  元幅 2.5cm : 先幅 2.3cm:穴1 

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