心臓カテーテル検査(略語:心カテ)

  結構この検査は一言つらいですネ。この体験は当時、当時私の、記憶と記録から推測し記述致しますまた、今では行われていないこともあります。また入院期間も今では少ないところもあると聞きます、参考に読んで頂けるとありがたいです。

 検査を受けるに当たって入院が必要でした2泊3日コースです。最初の日はいろいろな検査たとえば心電図、血液検査、等々です。そして主治医から明日の検査に際しての説明がありました。

明日の検査の時間によっては当日の朝飯、昼飯がお預けとなります(ワン)ちなみに私は朝10時らでしたから朝は抜きでした。

 実際カテを入れる場所は、足の大腿部付け根、または腕から入れるようです私は一番いやな場所大腿部付け根から動脈、静脈にそれぞれカテーテルを入れました。太さは大体ですが2mm位でしょう

この検査は専用の部屋でします多少の危険?を伴いますので設備の整った場所、またX線を使います病院には血管造影室(俗語:アンギオ室)で行います。内部は見たところ手術室とかわりません、先生、看護婦さんたちはみな手術着をきておられます(例のみどりの服)

さて本題ですが私は寝間着のままストレッチャに乗せられアンギオ室に向かいます。ちょうど外来の向こうに部屋があったんで、外来診察者の注目の的となりました(爆)。部屋について台の上に移り胸に心電図のパッド、手には血圧測定の検査機器がつけられました。ここで最初に血圧測定が有ります。なんかいやな雰囲気です・・。この病院は自分の聞きたい音楽カセット、CDがあれば事前にもってくると聞かせて頂けますこのようにして少しでもリラックスできるようにしてくれているんですね。

私は検査の前に薬の投与その後二本の筋肉注射(アタ、ソセだと思う) で半分意識半分もうろう?状態での検査です(半信半疑怖いからです)この雰囲気がいやなんですよね・・・。つらそうな検査だというのがわかっていたので先生に頼み込んで無理矢理、楽に?させてもらいました。

次に目隠しをされます(私はよけいに不安になるのでパス)後、カテを入れる場所の消毒、局所麻酔注射(結構痛かった)しカテーテルを挿入されました。検査中はカテーテルが体の中を循環している様子がモニターに映し出されてますし本人も感覚でわかります。何回かカテーテルから造影剤を注入して心臓の血管を撮影します。

私の胸の下にカメラがあり心臓の動きと血液の流れを撮影します。今ではコンピュータを駆使した最新型もあるようですね昔は映画のようにフィルムで撮影してましたがビデオ、光磁気ディスク、DVDを使っているところもあるそうです

最後の3回くらいは濃い造影剤を使いますこのとき体に灼熱感が有ります。台の下でフィルムの回った音がしたと同時に息をとめます。その瞬間に造影剤が体に注入され暑くなります。そしてその熱さが胃の裏あたりから下の方に抜けていく感じです。これは参ったですよ・・・・結構体に負担となるので回数は制限が有るようです。ちなみにこの間の時間は数秒だったと思います。

 かくして、約1時間30分の検査が終わりました。先生は私の足の付け根を押さえてます(止血)。
大体10分くらいでしょうか押さえておられましたね出血すると命取りですよね・・・。

その後病棟に移って抗生剤の点滴が待ってます。同時に体内から速く造影剤を出すのが目的です
検査のの日は1日中安静にさせられました・・当然ですが付け根には瓶を当ててくくりつけ止血をしてます。食事は私は夜から取れることができました。(造影剤の副作用で吐き気を催しことがあるらしい)しかしながら起きあがれずに寝て食べさせて頂くことになったんですよ・・・。ちなみにトイレは・・・溲瓶でします。寝ながらの小○は練習してきました。

そして3日目晴れて瓶は取れ。起きあがることができました退院の直前に主治医から結果報告が有ります。
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