これにはショックでしたよ。もうそうろうという病名聞き慣れませんね・・これはおしりの仙骨付近に
小指くらいの袋が体内にありその中が膿んでます。でも本人の自覚症状は無いんですよ、せいぜい
血、と黄色い汁がでるだけ?痛みは全くなかった。はじめ全くわかりませんでした。

たまにおしりから血が出てましたおかしいな・・と思いつつ病院に行きましたがわからずじまいです。
そのまま半年、持病の心臓の検査で検査入院(別項目で説明)にたときにわかりました。心臓カテー
テル検査の後、見てもらったところ(検査は素っ裸にされます)お尻仙骨付近に小さな穴(注射針)
があいている、ここに細い針をつっこんだところ痛くもない・・ということは空間がある?ということ
らしいです。 

 治療は・・説明があって手術することになってしまいました。が〜ん!先生曰く2週間ほど入院ですね・
手術事態はたいしたこと無いですよ(鬱)とのことでした。日を改めて入院となりました(とほほ)

 入院して早々麻酔科の先生の受診がありました。どのような麻酔で行うかとの説明です。私は局所麻酔?
かなと思いきや手術自体に時間がかかるかもしれないし、奥深く切り込みを入れるかもしれないということで
下半身麻酔(腰椎麻酔)で行うと説明がありました。ご存じの通り腰椎に針を刺してそこから麻酔薬を注入
する。注射針を見せてもらいましたが・・通常使っているより断然長い!6センチ〜7センチ有ったかな?
でも太さはそんなに太くなかった。でもなんか痛そう・・・不安がよぎる

 さて本番の手術日お昼からの手術に際して昨夜から下剤を飲まされ・・朝トイレに、当然朝から絶食
ストレッチャーに乗せられて手術室に向かう・・。なんかいやな雰囲気!!

 手術室では、麻酔科の先生、看護婦さん2人、先生2人の合計5人での手術・・早速素っ裸の状態から
手術台にのり(まな板の鯉状態)座ったままかがむ麻酔科の先生が腰椎を触り始め・・有る一点で止まり
印を付けました。必殺仕事人にやられそうなかんじです、看護婦さんから「ここに痛み止めの注射します
」ということで麻酔のための麻酔?注射ですこれ少し痛かったです。その後に例の針でぶすっと刺されます
痛くはなかったですが、局部がほんのりとあたたかかったですね。思ったほど強烈痛いとか今のところ無か
った。

 5分くらいするとだんだん足からしびれてきました・・なんも感触無くなってきて仕舞には下半身なにも感じ
なくなってきました。これで麻酔終わり。この間時間にして・・20分?だったかな

 さて手術台にうつぶせ状態で手術開始となりました先生の「それでは、よろしくおねがいいたします」の
声とともに焦げ臭いにおいがしてきました。電気メスで焼き切ってます。何ともいえない臭いです・・・
撤去したのはやはり小さな袋みたいなものです

手術中看護婦さんと雑談してました下半身麻酔のため意識はしっかりとあります(鬱)電気メスというものを
見せてもらいました。シャープペンシルみたいなものにスイッチがついており先端がとがっていたような?感じ
でした。患者さんの不安を取り除こうといろいろとお話ししてくださっておもしろかったです。看護婦さんは、
病棟、と手術室では違う担当です。

 おかげさまで手術は30分くらいで終了し、病棟に帰りました。だんだんと麻酔が切れてくるのがわかります
足先から感覚が戻ってきました思いっきり痛いと言うことは無かったですが、麻酔の副作用でしょうか?少々
頭痛、発熱が有りました。

後は、日にち薬で約10日くらいの入院でした。しばらくは円座というドーナツ状の座布団に座りました。
傷口は縫っております。抜糸まで7日、手術後3日間は抗生剤の点滴。後は三食昼寝付きの生活です。

おかげさまで今は、何ともありません。

                             私の体験談のメニューに戻る