手刀

親指を掌の横できっちり折畳む。
掌に水がたまらない位ピンと張る。

組手の時など親指が引っ掛かって大怪我に繋がるおそれがあるから。

本当は実戦で使う時、敵に親指をつかまれることを防ぐため(?)

 手刀打ち
 
1. 2. 3. 4. 5.




  1. 「手刀打ち構え!」のかけ声で平行立ち。
    胸を張る。
    右手は手刀を作って右耳の後ろに。
    左手は腕をまっすぐ伸ばし、手刀を自分のこめかみの高さに。
    手刀は腕から一本の筋が通っている様にまっすぐ。
  2. 右手の掌底を自分のこめかみの延長線上にまっすぐに出していく。
    と同時に、左手はひっくり返しながら脇の下、胸の隣に収めていく。
  3. 右手手刀が相手のこめかみに当たったと想定して…
    (この時肘が伸びてしまっていてはダメ★肘の角度は90度くらい。)
  4. 右手手刀をスナップするように跳ね上げる
    (この時、素人は手刀を振り下ろすイメージで上から下へ叩きがちだが、それは間違い。
    手刀打ちは当てる衝撃ひねり上げる衝撃二段攻撃なのだ!!)
  5. 1,と逆ポジションで次の用意。

と、この繰り返し。
手刀打ちは手をひっくり返したりするので、最初頭がこんがらがって、なにをしているか解らなくなってくる。
手刀打ちも1〜5があっとゆう間にすぎていくから、最初は丁寧にやっとかないと、変な癖がついてしまうと、後で直すのが困難なので、丁寧にやるがよろしい。
正拳突きなどは、腰を入れるのはまだ慣れてきたけど、手刀打ちで腰を入れるのがコレまた難しい…(>へ<;)

裏打ち(裏拳)
1. 2. 3.
  1. 「裏拳構え!」のかけ声で平行立ち。
    両手の拳を自分の鼻の少し下くらいに持っていく。
    この時、拳は顔にくっつけない。拳一つ分くらいの隙間を空けておく。
    脇を閉めて、肘と肘との間に拳が一つ入る位の隙間を空ける。
    拳は心持ち緩めに握っておく。
  2. 相手(自分と同じくらいの身長と仮定する。) の人中(ジンチュウ:人間の急所で鼻と口の間)を狙って肘が伸びきらないように勢いよく当てるつもりで打つ。
    相手にあたる直前に手首のスナップを利かせて破壊力を倍増させるような感じで。正拳突きと同様、当たる瞬間に拳を握ると更によい。
  3. ムチの様に出すときと同じかそれ以上の早さで腕をもとのポジションに戻す。次は反対の手。


と、この流れの繰り返し。
これまた「エイっ」とかゆってるうちに1.2.3.が過ぎ去ってゆく。
上半身だけで動いていると下半身がおろそかになって、すごい浅い裏打ちになるから注意(正拳突きなどもしかり。)
腰が入ってないと全然決まらないからねぇ…。