永遠に生く

 神は愛なり

 真実(まこと)を尽くして、尽くして、尽くし切った奥に、
 神、在(おは)しますなり。

 神やいづくと、迷ふことなし。

 神、常に我が胸の奥に宿り給ふなり。

 即ち、我即神なれば、
 遠くに神を求めて探しあぐねんとなすは愚かなり。

 真実(まこと)を尽くして、神に通ぜざる事絶対に無し。

 神こそは、真実(まこと)なればなり。

 されば、人、神と成らんには、只ひたすらに
 真実(まこと)を尽くして、尽くして、尽くし切るべし。

 真実(まこと)の奥は神なり。

 真実(まこと)とは、真の我なり。

 我、真実(まこと)なれば、即ち神なり。

 又、真実(まこと)とは、愛、なり。

 愛なくして真実(まこと)はなし。

 人、愛にあふれて真実(まこと)現はるるなり。

 愛と、真実(まこと)とは、裏表一体なり。

 人と、神とは、表と、裏なり。

 されば、神、愛として内に秘めり。
 人、真実(まこと)となして、表に現はすものなり。

 これ、神人と申すなり。

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