命の水
お清め水場

 阪神淡路大震災のちょうど1年ほど前に、観音様より近いうちに天変地変が起こるので、
 「心の警鐘を鳴らしなさい」と啓示がありました。

 当時の道場の者達はそれを信じて、友人、親族などに伝えたりポスターで
 お知らせしたりしましたが、誰も信じてはもらえなかったのです。
 また観音様より「命の水を確保せよ」との啓示があり、早速、寺院境内に井戸を掘りまして、
 井戸水を確保しました。

 いつどこでどんな事が起こるのかは、わからなかったですが、神戸にて大震災が起こりました。
 そして街中の水道はいたる所で機能しなくなりましたが、当寺院の井戸水は汲み上げる
 ことができ、近隣の方々が水をお求めになられて、毎日行列が出来ていました。

 神戸市より配水車がこちらに来たのは、震災後10日ほど経ってからでしたので、
 もしこの井戸水がなかったら大変な事になっていたと思います。

 あまりにも井戸水汲み上げ量の多さに、電動モーターは焼けついてしまい、
 現在では水道水に切り替えていますが、観音様の「命の水」の霊脈は今でも活きています。



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