一実の道

 第三之御諭し

 法華経 甚深微妙の法は

 先ず之、神仏の存在を認むるにあり。

 神仏の存在わからずば、この法、一歩も入る事は出来ず。

 先ず第一は、神仏の存在確認にあり。

 之、信解(しんげ)なり。

 信解ありてこそ眼開け、広々とした一道、光り輝きて現はるるなり。

 暗中の模索とは汝等が只今の姿なり。

 信解せよ、信解せよ、又しても信解、信解、信解のみなり。

 信解は理屈にては、生まれぬぞや。

 信解は只「行」の一字より生まれる。

 行ぜよ、行ぜよ。

 身も心も朽ち果つるまで行ずべし。


 合掌

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