第1回 勉強会



数十年後には確実に南海地震が西南日本を襲うと予測されています。
減災に向けた取り組みを効果的に進めていくためには、
研究者や関係機関と報道機関が連携することが大切だと考えています。

阪神・淡路大震災を経験した私たちにとっては、
特にそのことが求められていると思います。

 報道に携わる記者やディレクター、アナウンサーらが
自然災害に対する視点を磨き、質の高い報道を行うためには、
いざとなってからあわてるのではなく、

ふだんから専門家たちと交流や情報交換を行うことが有効ではないでしょうか。
 そんな考えから、勉強会の場をつくってみることにしました。

愛称は「関西なまずの会」。横文字でなく、関西らしくベタに決めてみました。
なまずを押さえつけるのではなく、上手につきあっていくのが
「減災の知恵」だと思います。

 報道各社の仲間が集まることで、横のつながりも生まれると思います。
参加していただく研究者の方にとっても、
報道を通じて研究成果を正しく社会へ発信するための
基礎ができるという利点があるのではないかと考えています。

 興味のある人が自由に集まる有志の場です。お気軽にご参加くださ
い。