”山陽”に生まれ育った人々には、当たり前かもしれないが、
播磨地方の冬の気候は、穏やかで、ぽかぽか陽気で、本当に恵まれていると思う。
”山陰”育ちの私には、播磨灘も播州平野も特異な岩肌の山々も、まぶしくてならない。
そんな山陽らしい景観を、しっかり踏みしめ、堪能する山歩きになった。
東の北山鹿島神社から登って、播磨富士と呼ばれる高御位山の岩尾根をたどり、
鷹ノ巣山のふたこぶを越えて、西の鹿島神社に下るコース。　　　ＭＡＰはこちら
　

尾根筋をたどり、直登するように岩場を登る。
ＭＡＰに「急坂」とあったが、まさにその通り！
　

本日の降水確率は、ゼロ。
が、しっかりポツポツ降って来た。
ほぉ〜ら、岩肌に雨の雫。。。。。。。。。。。。。。。。。

期待に違わぬ〜雨男の威力か？！？
と、ご本人が一番ビクッ！(〇o〇;)！となさったそうな。

左前方の高御位山山頂を目指して、
一瘤〜二瘤〜三瘤〜と、登り下りをくり返す。

せっかくエライ目して越えたのに、
また下りで高度を下げるのが、なんとも勿体無い気分。

植物では、コバノミツバツツジ・ヤマツツジ・モチツツジが
ちらほら咲いていた。
暖冬だからかなぁ？
「ツツジの類は毎年咲いていますよ。」
と後でTAKさんに教えていただいた。
　

通って来た尾根の踏み分け道に人の列が小さく見える。
あぁ、私たちも、ああやって歩いて来たんだ〜。

この岩場は、きつい。
真っ直ぐに登れば、
息が切れる前に、アキレス腱が切れそう。
ジグザグに〜ちょっとずつ高度を上げて登る。
アキレス腱は大丈夫だったが、息が切れ、
汗でグラスが曇った。

山頂が見えてからのこの登りが、きっつい。
もうすぐ！
もうちょっと！
心臓が、喉の奥から飛び出しそぉ〜〜〜〜(>_<)

一方、楽しげに世間話をする余裕の人もおられる。
もぉ、信じられへんわ〜〜〜（＠ｗ＠）
きっと根っからの山登り人なのね〜！
どうせ〜わたしは〜カメカメ人だわよ〜(T_T)

到着！　お疲れ様でした〜。

北山→高御位山ハイキングコースは、全長２．３ｋｍで、
所要時間が約２時間とあった。
「まぁ、３時間かけてゆっくりと登りましょうや。」
と出発前に聞いていたが、
実際には１時間半で登り切ってる。
う〜ん、・・・・・・・
なんとコメントいたしましょうか〜(^^ゞ

１０：１０〜神社脇の三角点にタッチ(^-^)v

縦走路で見ぃ〜つけた！

　　　　
モチツツジ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コバノミツバツツジ
　

リュウノウギク

ネズミサシ　by　isotoronさん

　　
キツネノチャブクロ　　　　　　　　　サルトリイバラの実
　

南側に切れ落ちた岩壁。
クライミング用のボルトが、・・・・残されてるぅ。(>_<)
霞がかかって視界が良くないが、この方向に、
六甲山、明石海峡大橋、淡路島、関空が眺められる。

東〜南〜西の展望は、こちら

播州平野は、ため池が多い！

一番高い所に着いたらお昼弁当〜♪
の習慣なので、ついついお弁当を広げたくなるが、
時間的に早過ぎるので、下山するまでお預けとなる。
でも、アンパンならいぃでしょ〜？щ(´∀｀щ)ヶヶヶ♪
お弁当後、笠松山に登ることになったらしい・・・。

西方向に、二つの山が、見える。
鷹ノ巣山だと教わる。
「おむすび二つ山みたい〜♪」と面白がっていたら、
「あの山のてっぺんも、この縦走路の続きだよ〜。」
と声が飛んできて、目が点になる。（＠ｗ＠）
えぇーーー！？！
手前の”馬の背”から下山するんじゃないの？
ほんとにあそこまで行くの？
あそこも越えるの？
あの先もまだあるの？
・・・・・
なのに笠松山にも登るの？

♪縦走路は　続く〜よ〜　どぉ〜こま〜で〜も〜〜〜〜〜

そぉ、・・・あそこにも・・・これから・・・登るのね。・・・ファイト、・・・・。

isotoronさんの写真館

コウヤボウキ

　　　
カナメモチ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ユズリハ
　

１２：０５〜鹿島神社に到着！

受験祈願の人波が、退きも切らない。
　

参道の両脇には、鈴なりの御神籤と絵馬
　

このため池には、何が住んでいるのかな？
(￣ー￣)ﾆﾔﾘｯ♪

１３：００〜笠松山に向けて、出発！