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書写山 |
371m |
2001・ 6・23 | 雨降りでも、「いぃお天気ですね〜♪」 |
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ここは近場なのでKCCのお世話にはならず、現地集合・現地解散。
参加者23人。 コースは、ロープウェイ山麓駅→
東坂→ ロープウェイ山上駅→ 観音道→
山門→ 摩尼殿→(山頂) |
▲ 東坂からロープウェイ山上駅へ ▲ |
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雨、、、、、、、、、、、、、、愚痴るまい。 山土の泥濘はほとんどなく岩場ばかり。 晴天なら照り返しがきつかっただろうが 反って歩きやすかったかも〜と強がる。 アカメガシワ by isotoron ナツハゼの実 by isotoron ←ツクシハギ(土筆萩) by isotoron 秋の七草の萩がひっそりと咲いている。 葉が土筆のように尖っている。 岩の隙間に根を張ってたくましく咲く 頑強な感じのヤマアジサイ(山紫陽花)→ |
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町石 |
登り口から一丁、二丁と町石が置かれている。 東坂参道の終点を表す十八丁の町石は仁王門(山門)にある。 登り口から終点までの道のりを18等分して置いたのではなく、 気分で比例配分したもののようで、 町石から町石までの距離は〜まちまち〜 ヒッヒッヒィ〜! 18という数の持つ意味は、六根清浄、六地蔵に関係か?
因みに〜登山路の『○合目』とゆぅのは、登山口から始まって山頂が10合目。 |
サルトリイバラ(猿捕り棘) |
ドクダミ(毒痛み) |
ナツツバキ(夏椿) |
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白い花弁に見える苞の上の 薄黄色が多数の花の集まり。 特有の臭いがあるが 息をのむような美しさ〜★! |
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ロープウェイ山上駅には13丁の町石。 コシアカツバメ(腰赤燕)が飛び交う。徳利を半分に割ったような形の巣を山上駅の軒下に作る。 |
▲ 表参道 ▲ |
拝観料¥300を払って、ここから西国巡礼の道を進む。 。 |
←菩提樹の花(書写山のシンボルツリー) と案内板には書いてあったが植物学的には本当ではない。 正しくは、シナノキ 皮がシナシナする、また皮が白いので白から来たというが、 元来は結ぶ・縛る・くくる、というアイヌ語。 ienaga先生が摘んでるとこから先が花序。 舌状の葉に見えるのは包葉。
紅葉が素晴らしいと絶賛されるモミジバフウ(紅葉葉楓) |
東参道の終点、18丁の町石がある仁王門(山門)→ 伝統的な三間一戸の三棟造りの八脚門。 左右両脇には仁王様が睨みを利かせておわします。 ヘビイチゴ(蛇苺) ↓ |
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これから先は圓教寺の境内。 鬱蒼と茂るヒノキ(桧)の大樹の中には皮を剥がされて真っ赤な木肌を晒すものがある。 実際、桧皮葺き(ひわだぶき)に利用されてる。真っ赤に剥かれて〜かわいそ〜でも〜きれぇ〜★! |
←ナギザサ(那岐笹) 世界中で、ここ書写山と岡山県の那岐山でしか見られない 珍種が群生している。 寿量院=書写塗りの器に盛られた精進料理が味わえる。 園教寺会館を左に見て〜十妙院を右に見て〜 |
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ここが西国27番の札所、巡礼の終着点。 |
岩山の中腹に、元あった自然環境を生かし保ったまま、 樹木もむやみに伐採したりせずに、岩盤もそのまま利用して 建立された舞台造りの壮大な建物。 |
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表参道の入り口ゲートでの受付の方と 先生のやり取りをここで再生すると〜 「今日はどなたかお寺に居ってですか? もし居られたら、ここの皆にお話を 聞かせて頂きたいんですが〜。」 「どちら様でしょうか?」 「ienagaが来たとお伝えください。」 「一応、奥に連絡しておきます。」 伝わったのか〜伝わらなかったのか〜。 が、キャラバン脱いで摩尼殿に上がって どなたか坊様を待っていたら〜〜〜 ienaga先生の顔色が変わった! 「えぇぇぇぇぇー! 山主様、直々!!! どえらいお方を呼び付けてしまった。」 先生の恐縮度から察するに、 どうもこれは只事ではないようだ。 |
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本坊の奥深く〜人前にお姿を晒すことの 滅多にない〜それは有難くも勿体無い〜 この書寫山の主がお出ましになった! 私達にはラッキ〜V! 予約無しの無料の特別説教を賜った。 |
↑摩尼殿より門前のはづき茶屋を見下ろすように望む |
「この書寫山圓教寺は、自然を守りながら自然に守られながら存在する時空千年のお寺です。 ・・・割愛・・・今日はいぃお天気ですねぇ〜。自然の立場からいうと〜雨があって恵まれている。 湿気の中で植物が育つ。 足元は悪いけど、いぃ天気! 素晴らしい日! みなさん、いぃ日にやってこられましたねぇ。 ・・・・・割愛・・・・・ 」
あぁ〜、ありがたや〜〜〜ありがたや〜〜〜えぇ説教をして頂いて〜身も心も軽くなりました。 |
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さぁ〜て、上のアオバズクの続きです。 後方に見えるクスノキの枝の茂みの中にいるのですが〜、 ちょうど山主様と青色ジャケットの男性の間の少し上あたり〜、わかりませんかねぇ〜。 やっぱ、isotoronさん級のデジカメじゃないと、写らない。
これが本日の動物ハイライト〜★★★★★〜! |
by カメ巫女精一杯(^^ゞ |
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樹のこぶ? |
お昼寝中 |
「ん?」 |
動物といえばカメ! 放生池の主亀をisotoronさんが密かにGET! うれしぃ〜〜〜♪ 『BanCul バンカル』 No.40 2001年夏号【書写山のすべて】 (財)姫路市文化振興財団 発行 神戸新聞総合出版センター発売 ¥700 P.110〜『書写山の植物』 文=家永善文 皆で行列して摩尼殿札所で購入。 |
摩尼殿裏から白山権現への道を登る。 シイ(椎)・ツガ(栂)の林の中、木の根道と呼ばれる 木の根が土砂の流失で剥き出しになった坂道。 その根が縦の板状になった板根(ばんこん)も見られる。 途中みつけた本日の植物ハイライト〜★★★★★〜! 透き通るような薄っすらピンク色したギンリョウソウの実→ 画像をクリックするとさらに大きく見られます。→ 普通のギンリョウソウは〜【黒尾山】のページへワープして見てね。 常行堂・食堂・大講堂〜 (詳細は『バンカル』参照) 展望公園の東屋にて〜やっと昼食〜! |
午後も雨。。。。。。。。 根本薬師堂〜法華堂〜松平家廟〜鐘楼 金剛堂脇のヤマアジサイ(山紫陽花)の群生 ↓ムラサキシキブ(紫式部) |
↑ 松平家廟 by isotoron 奥の立派な五輪塔を順に覗く。 実をつけたカエデ(楓) by isotoron |
奥の院 開山堂 左甚五郎作 軒下の力士像 和泉式部の歌塚 ←池の上に枝を伸ばしたキャラボクに 産み付けられたモリアオガエルの卵。 下が池なので、孵化して落下しても オタマジャクシが生育していける。 そうゆぅ場所を選んで産卵する習性。 時々、道路の水溜りの上に産卵する こともあるそうだ。 水溜りが干上がれば・・・・・ ★〜 池にはオタマジャクシがいっぱい! ←池の水草はオモダカ 弁慶の学問所 護法堂拝殿 |
▲ 刀出坂→ 刀出 ▲ |
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さぁ、下山。 刀出坂は、奥の院から流れ出る水流の谷沿いの道。 渓流のせせらぎが耳に心地よい。 森林が傘になって、雨で体を濡らすこともない。 足元の腐葉土がクッションになって歩き易い。 これが晴れなら素晴らしい森林浴まちがいなし。 でも、「今日は、いぃお天気ですね〜♪」なのだ。 そうお題目を唱えながら〜トコトコ下山して行く。 珍品=岩に張り付くコウヤノコケシノブ(高野の苔忍?)→ 下山後半ともなると、疲労感が増幅。 |
刀出バス停で出発地点まで戻るバスが来るのを待つ30分の間、先生のレクチャー。 いろいろ〜あれこれ〜なにやかや〜次から次に〜〜〜 あぁ、このような状況下で〜先生を質問攻めにする熱心なお達者族がおられるとゆぅに〜 ザックを下ろす場所だけどうにか確保して、雨の中、突っ立ったまんま、寝られる人もいるぅ〜〜〜!
バスを下車して、雨ん中、とぼとぼ歩いて駐車場にたどり着いたら、ちょうど4時。 |