三尾山(みつおさん) 586m 2004.03.13  最後の50山目!!!〜〜〜(^-^)v


50山の〆は、京都との県境近く、話題騒然の丹波町から約25km西に位置する、丹波の名峰を登る。
文句なく晴天〜☆
 

9:49
はるか頭上の舞鶴自動車道をくぐり抜けて、
あの山頂を目指して、d(@^∇゚)/ファイトッ♪

「今日でお終いやなんて、・・・・(´ヘ`;)」
「なんとかして、別の形ででも、続けられんかなぁ。」
「折角お馴染みになれたのに、淋しいねぇ。」
寄ると触ると囁かれる残念コール。
でも、しゃーないやん。

なぜか、いつになく足取りが軽やか〜♪な私。
一歩一歩に感慨を込めて、センチメンタルに歩こう!
としたが、どうしても頬の緩みは隠し切れなかった。(爆)

10:08

岩に掘り込まれた祠に、お地蔵様。
Nagataさんが、修行なさった跡だそうな。(笑)

シンドイだけが人生さ〜、みたいな登りの最中、
Nagataさんの一言ポツリに、何回、救われたことか!
人を本当に元気付けるのは、叱咤激励ではなく、
温かいユーモアだと、この方から教わった。
ありがとうございました。
(^人^)感謝♪

10:10

植林帯の中を行く。
強い日差しが届かないのは、ありがたい。
直登するのでなく、回りこんで登って行く感じ。

そうめん滝ならぬ、うどん滝もあった。
 

10:21

Ienaga先生が教えてくださる植物名を、
指差しながら、オウム返しに後続者に伝える。
「トウゲシバ!」
「はい!トウゲシバ!」
「ハイトウゲシバ!」
「はい!は、いらない、トウゲシバ!」
「ハイワイラナイトウゲシバ!」
・・・などと続く。

いつも疑問に思っていたが、
一体、どこら辺の人にまで、正確に伝わったのかな?

 


登りで見ぃーつけた!

    
    ドングリの芽生え by isotoronさん     ショウジョウバカマ(猩々袴) by isotoronさん

   
             イワナシ                      角ばった岩石
 

 

10:41

前三尾と西三尾の間の鞍部に出た。
右を登れば、展望が開ける前三尾。
「引き返すことになるから、
 ここで待っててもいいですよ。」
とのお優しい声に甘える人はおらず、
みんなでそちらを目指す。
お天気がいいから、眺望が楽しみ〜♪


10:45
突然、(( ゚)_( ゚))ギョロ!!な看板出現!

「どんなんやねん?」


 


ふぅ〜、んんまに〜やれやれ〜ヾ(´ε`;)ゝ

 

                                    前三尾の山頂よりの眺め

北(兵庫県氷上郡春日町方向)                                                  東(京都府丹波町方向)


5分ほど居ただけで、さっきの道標まで引き返して、更に、本命の三尾山を目指して登る。

11:10 三尾山の山頂に到着!  見上げれば〜

さぁ、少々早かろうが何だろうが、登り切ればお弁当!
これが〜これだけが楽しみで頑張ってきたんだから。(^^ゞ
で、これがまた、只のコンビニおにぎりでも、格別に美味しい〜☆
心尽くしの一品、二品、・・・を余分に背負って登って、お裾分けしてくれる山友にも恵まれ、
毎回、リッチで楽しいランチタイムだった。
(^人^)感謝♪


1号車の皆さん                     2号車のみなさん
  
逆光で、しかも、見る人が見ても分からないボケボケ加減が〜d(-。^)good!!ヾ(-д-;)ぉぃぉぃ

思いがけず、50山を踏破したお祝いを、Ienaga先生から拝領した。
直筆サイン入りの御著書=『はりまの植物』
記念すべき山頂で手渡そうと、重いのに持参くださったお気持ちに、更に感謝。
O(-人-)O アリガタヤ・・
 

11:55 
佐仲峠に向けて、下山開始!

12:11 
自然林の中を下る。
春の陽射しがいっぱい!
12:51
整備されたヘアピンカーブの林道を下る。

Ienaga先生の説明を聴く。
切り通しの山肌の崩壊を防ぐ目的で、
植物の種+肥料+糊=ビーズ玉みたいな物が、
吹き付けられている。
その植物が根を張って、土砂の流失を防いでくれる。
でも、なんで外来種を移植するのか?
強くて丈夫!ってことは、
ここに自生している在来種には、脅威になるのに。
後のツケが大変だぞ〜(ー_ー;)。o O
13:00
春日町が見えてきた。
あぁ〜、これで50山歩きも目出度く終了。

13:07
マイクロバスの待機場所に到着!
車止めの広場の桜の木が剪定されて、
蕾をつけた大きな枝が、無残に放置されていた。
あぁ、もったいない。
これを見逃す訳がない。( ̄ー ̄)ニヤリッ
どこからともなく〜枝切りハサミが出てきて、
みんなで有難く持ち帰ることにした。

 


下りで見ぃーつけた!

     
マルバフユイチゴ by isotoronさん           スミレ by isotoronさん   。

    
カンアオイ                      カエルの卵
(ギフチョウの幼虫の食草)
                          
 

 

おまけ   13:45 春日町の興禅寺=春日局(かすがのつぼね)の生誕地を訪ねて〜

      
戦国の城、黒井城址のお堀と興禅寺        ふぅ〜ん、ここでお局様が産湯を?
 


興禅寺で見ぃーつけた!

    
梅の花 
by isotoronさん                    椿の花  

    
空蝉(うつせみ)                  カマキリの卵塊

    
アオキの実                    ミカンの実 
by isotoronさん
 


14:02 興禅寺を後にして、北はりま田園空間博物館に立ち寄って、休憩&ショッピング。

帰りの車中は、いつものように、どこからともなく、お菓子の袋が回ってきて、
疲れた体に「おいしい〜ほぉ〜ε-(´ー`*)」が広がる。
これも、山友の温かいお心遣い。
無事に姫路駅に帰着して、先生に感謝の気持ちの花束をお渡しして、解散。
 

Ienaga先生には、植物だけでなく、本当にいろんなことを教わりました。
何回聴いても、右から〜左〜に忘れてしまう、教え甲斐のない生徒でしたが、
また何かを見る度に、「あっ!アレ!先生に教えてもらったアレ!・・・なんだったかなぁ?」
と懐かしく思い出すことでしょう。 (゚゚;)\(--;)オイオイ
どうもありがとうございました。

4年間、48ヶ月、山友のみなさんには、大変お世話になりました。
ありがとうございました。
またいつか、山友のみなさんとご一緒できる機会を、楽しみにしています。
その時には、意地と根性ではなく、余裕で”生き物”を撮影をしたいです。
では、(*^^*)/~~see you again!

(人-)謝謝

 

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