1 | 来日岳 | 567m | 2001・ 3・31 | 春なのに雪中行軍、死の彷徨〜〜〜 |
名前の目出度さから、本来ならば今年の初登山になるはずだった『くるひ岳』 当日、日本海沿岸が大雪で、急遽3月登山予定の白旗山と差し替えになり、この3月末日になった。 兵庫県を縦断して、瀬戸内海沿岸から日本海に至る。 日本海に注ぎ込む円山川の河口近くで下車した時には、日も射す春の陽気。 |
イカリソウ(錨草)・ショウジョウバカマ(狸々袴) などが、ここかしこで目に入り、 「ここには〜こんなに〜咲いてるんですね〜。」 と初参加のkokado先生も感嘆の声。 黄色の花をいっぱいに咲かせたマンサクの木、 なんとシュンラン(春蘭)も見られた。 あぁ〜春だなぁ〜〜〜。 近頃、山野草ばやりで、珍しければなんでも 盗ってっちゃう商売の方もおられるようなので どこに、どんな風に自生していたかは秘密。 「山でとって来ていいのは写真だけ。 置いてきていいのは足跡だけ。」 |
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シュンラン (画像提供=isotoronさん) |
ピークに登り着いて尾根道うねうねの中間点辺りから、天候が怪しくなってきた。 横風がすごい。あられが雨具に当たってバチバチ音を立てる。 最後尾のkokado組に群れていたのだが、先頭は怯む様子もなく歩速が変わらない。 こりゃぁ〜本気だなぁ。○アテックスの雨具と登山靴の性能を確かめるつもりなんだ。。。。。 |
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ウリハカエデ・ハウチワカエデ・リョウブなどの 大木の林の中を進軍するに連れて、 足元の雪がだんだん深くなってくる。 植物観察どころじゃない。 ただ足元だけを見つめて滑らぬよう転ばぬよう、 ズボッ!と埋もれてしまわぬよう、必死。 今頃〜雪中行軍〜死の彷徨〜やってるなんて、 やってる本人にさえ信じられんぜよ〜。 山頂付近、積雪30〜40cm。 |
isotoronさんに城崎温泉の性質・成分・効能 などについて講釈していただく。 デジカメの達人のみならず温泉の専門家でもあったのか? 温泉への期待がいやが上にも高まるぅ〜〜〜。 山頂の雪帽子をかぶった一等三角点で〜 2号車のみなさんと〜「はい、バタァーーー!」 → いい表情で〜よく写ってますね〜 ほっほっほ〜 さあ、ふもとの城崎温泉めざして〜出発! |
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この下山話には、しっかりオマケが付いた。 夢のような不思議な世界にみとれて先頭集団を見失い、分岐点を間違えてはぐれてしまった。 総人数の半数が迷子組になったから〜「みんなで迷えば恐くない!」 などとほざいておられたが2km程余計に歩く破目になった。 でも、それは、さほど驚くことではなかった。 約束の集合地点にたどり着いた時、先頭集団がまだ着いていなかった・・・・・!?! 私達を探して引き返したのか? 雪道で難儀してるのか? 誰か怪我人でも出たのか? いいことは何も浮かばない。血の気が引いた。 ・・・・・まあ、心配が杞憂に終わってよかったが、このオマケは堪えた。 時間が押していて温泉中止になりそな気配だったが、「ちょっとでもいいから!」と懇願して
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尚、↑の画像はisotoronさんのご好意により提供していただいたものなので、 断り無くコピー・配布等しないでください。ご理解の程、よろしくおねがいします。 今回、お花の画像がisororonさん提供のものだけでしたが、(私がお花に目覚めていないので) 来日岳のものではありませんが、↓にワープすれば、いろいろ見られますので、お暇ならどうぞ。 http://ultra.gao.ne.jp/hana/flowers/ |