14  行者岳   786m   2001.12.8   つるつる石畳に戦々恐々〜。 
 


  
isotoronさんのご好意により提供していただいた画像とカメ巫女の画像とで構成しています。
今回は、重たい画像をターゲットフレームに入れずにそのままこのページに載せていますので
画像だけでも400KB近くあり、全部開くのにかなり時間がかかる方がおられるかもしれません。
実験的試みで敢えてやっておりますので、不都合のある方は、ご遠慮なく仰ってください。
kameeru@titan.ocn.ne.jp
また画像は断り無くコピー・配布等しないでください。
ご理解の程、よろしくおねがいします。

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9月に登った青倉山とは多々良木ダムを隔てて反対側にある行者岳。
行者さんが修行した行場や行者堂跡があるコースは、途中に鎖場などもあって道が判然としないそうで
そこは避けて、「岩津ネギ」の産地の上岩津から観音川に沿って遡って岩屋観音の山門までマイクロバスで行き、
そこから岩屋観音経由で山頂を目指すコースを往復した。

 
9:29
岩屋観音登山口の山門前
岩屋観音まで800m
行者岳山頂まで2800m
きつい登りでなければ
正午までにはたどり着けるか?

      ヤブコウジ(藪小路) 

     
9:37
岩屋観音までの参道は石畳が敷かれている。
これがメチャクチャ〜やたらに滑る。         
一歩たりとも油断がならん。
それでも何度も ヒェ〜!と転びそうになった。

両脇の植林されたヒノキ林の下に、
ウラジロガシ(裏白樫)・ツバキ(椿)・サカキ(榊)の常緑樹が茂る。
「このヒノキを切り倒して〜放っておいたら〜
 百年後には立派なカシ林になるでしょうなぁ〜。」
ienaga先生が遠い目で〜うっとりと語られた。

   
 
10:06
岩屋観音堂への急な石段

観音堂は岩場にもたれ掛かるように建てられていて
その板壁にゴルフボール大の穴がたくさん空いていた。
節穴にしては〜大きすぎる。。。
「キツツキの仕業ですな。」
突き抜けたらお堂の中では、さぞやキツツキもがっかりしただろう。

3階の本堂の仏壇の後ろの石窟に、石仏が祀られているそうだが
扉が閉じられていてご尊顔を拝し奉ることができない。

ここから行者岳まで2000m。

 
10:46
クヌギの落ち葉を踏みしめながら
急斜面をつづら折れに登って行く。
 
11:14
イノシシのお風呂場=沼田場(ぬたば)

ここで泥んこ遊びをして体に付いた虫などを洗い落とす。
きっと〜メチャえぇ気持ちなんでしょうなぁ〜。

イノシシのものと思われる足跡がくっきりと残されていた。

 
              
              
ヤドリギの実
              by isotoronさん

11:35
ヤドリギ(宿木)
 

 
11:40
山頂だぁ〜〜〜〜〜

お昼だぁ〜〜〜〜〜

お弁当だぁ〜〜〜〜〜

愛亀によさそなクヌギの落ち葉だらけ〜〜〜
行者岳なら〜ご利益もありそぉ〜〜〜
迷わずGET!

 
  12:10
シキミ
(樒) 返り咲きの花

(普通は春に花を付ける)

   by isotoronさん

     
 
多々良木ダム湖と青倉山
12時半過ぎ、山頂の少し先の岩場の展望台より北東を望む by isotoronさん
 
キッコウハグマ(亀甲葉ぐま ?) ふっふっふぅ〜、えぇ名じゃのぉ〜♪
キク科の植物で林の中にはえる小さな草。
葉は、茎の下の方に集まって、亀の甲のような形で、
長さも幅も1〜3cm程度。
9〜10月の花期を過ぎた今、密毛がある果実が付いている。

       コウヤノマンネンゴケ(高野の万年苔 ?)
       

     
下りも滑る石畳との格闘だった。
ここでこけては百年目〜とばかりに〜緊張して足場を確かめながら歩を進めるって感じで
出発点の登山口まで戻って来た時には、なにやらすっかりくたびれてしまった。 14:20
 
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