10   藤無山   1139m  2002. 6.29   梅雨に映えるササユリ〜見ぃーつけた!  

 


  デジカメの調整不良のため、撮影時刻のデーターが入っていませんでした・・・。(〇o〇;)
記録の意味合いが半減した画像で申し訳ありません。 m(_ _)m

isotoronさんのご好意により提供していただいた画像とカメ巫女の画像とで構成しています。
 今回は画像の容量が600KB程あり、全部開くのにかなり時間がかかる方もあると思います。
不都合のある方は、ご遠慮なく仰ってください。
 kameeru@titan.ocn.ne.jp

また画像は断り無くコピー・配布等しないでください。ご理解の程、よろしくおねがいします。

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大屋町と波賀町の境、揖保川の源流になっている藤無山(ふじなしやま)。 
その名の由来は、「大国主命と天の日槍が但馬の領有を争って石を投げあった時、
石を結ぶ藤蔓を捜したが見つからなかったところから」と播磨国風土記にあるそうな。
(『ふるさと兵庫50山』より)

梅雨真っ最中とゆぅこともあって、今回は久々に雨に祟られた。
視界が遮られて〜滑らぬようこけぬよう〜ぬかるんだ足元に視線を落として〜ショボショボ登る風景台無し山。
KCCの担当者がOode君からAsada氏にバトンタッチされたこととは無関係。  と思いたい。。。

コースは、若杉高原(わかすこうげん)の大屋スキー場第1リフト終点小さなコル→→→→→藤無山(昼食)
下山路は来た道をそのままバック。これも行者岳以来久々のことだった。

 

スキーで下るには気分いいだろなぁ〜
と思われるゲレンデをカッパの集団が黙々と登って行く。
真っ直ぐに登ると踵の筋が伸び切ってしまう程の傾斜なので
みんな思い思いの足運びでジグザグに登る。

あの木立が天辺かぁー!
・・・と思いきや、右に折れてまだしばし。(@w@)

どこまで登れば一段落なのか分からなかったから
休むこともせず、ペースも落とさず、
みんなについて行こう!とそれだけ思って足を運んだ。
だから心臓バクバクバクバク〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エライ目とゆぅのは〜こぉゆぅこと。(T_T)

 

ヒカゲノカズラ(日陰蔓)
別称キツネノタスキ(狐の襷)
又は カミダスキ(神襷?)

常緑シダ植物
茎は細長く地に匐い、2〜3mに達し二股分枝。
葉は線状で細かく、茎に密生。
夏、細茎を分枝し、頂に数個の子嚢穂をつける。
胞子は黄色、丸薬の衣とする。
(広辞苑より)

目にも鮮やかな色の胞子〜☆


雨中行軍 by isotoronさん

 

その香りで居場所を知らせてくれる。

ササユリ(笹百合)
 

 


ネザサ(根笹)に潜むようにして
登山道に背を向けて咲いている。
あのササユリのお顔を想像するだけで〜
〜♪

 


花が虫に食われてしまったのか欠けていて残念。
でもあの時、二重奏を見たのは私だけ?
 by isotoronさん(文も)

 


ミヤマシキミ
(深山梻)の実

 

      ちょっと目よく似ているユキノシタ科の蔓性の木本。 樹幹に巻き付いている。

イワガラミ(岩絡)
がく片が発達した飾り花が1枚

ツルアジサイ(蔓紫陽花)orゴトウヅル(梧桐蔓)
飾り花が4枚

 

幽玄の世界〜

冬場の積雪の重みで根元が歪んだウラスギ(裏杉)
裏日本の杉は大抵がこの裏杉。
表日本の杉はオモテスギ(表杉)。、
「同じ兵庫でも播磨の杉は表杉。、
 負荷が掛かると簡単に折れてしまう根性無し。」
なんだそうな。

木立の葉っぱに溜まった雨が
風に吹かれてバラバラバラ〜〜〜!!!!!  と降ってくるのを
木雨(きさめ)と言うことも教わった。

 


イボタノキ(水蝋木)by isotoronさん

モクセイ科の落葉潅木

樹皮上にイボタロウムシ(=イボタカイガラムシ)がつき、
これから「いぼた蝋」を取る。
材は緻密で器具の柄などに用い、
または薪炭材とする。(広辞苑より)

 

雨に急かされて、2時間弱を休憩なしに登り詰め。
でも〜さすがにへたばって〜
「Ienagaせんせ〜〜〜、もぉ休憩させてくださぁ〜〜〜〜い!」
と頼んで休憩した場所から 山頂はすぐそこだった。。。
はははははぁ〜〜〜〜、そんなもんだよ〜〜〜〜(T_T)

山頂と分かったのは、この壊れかけた看板があったから。
もし快晴だったとしても、
木々の梢に遮られて展望は開けてなかっただろう。

ゴアテック●でも発散しきれないくらいの発汗量だった。
雨の止み間に大急ぎで昼食をとって〜
                              山頂三角点

 

これまた大急ぎで下山開始。


ツクバネソウ(衝羽草)by isotoronさん

 

眼下に見える駐車場=ゴールを目指して〜
登りは心臓破りだったゲレンデを下る。
下りは〜爪先破り&膝笑いのゲレンデだった。


降りきった左斜面にある人口スキー場
この左側コースではウエットスーツ姿でモーグルの練習中。
着地ならぬ〜着水 ドッポォ〜ン!



マイクロバスに荷物を置いて、高原温泉を浴びるグループとお茶しに行くグループに分かれて夫々一服。
あぁ〜お疲れさんでした〜〜〜〜〜。
まぁ今日はササユリに巡り会えたから〜目出度し〜目出度し〜♪ (*^-^*)
 

 

 

帰り道、途中下車して見物しました。


落差13mの不動滝

   


ドクダミ(蕺草)


ヘビイチゴ(蛇苺)

 


 

ササユリの咲いていたネザサ(ネマガリダケ)の群生地を、ただでは通り過ぎることが出来ない相変わらずの貧乏性。
「この葉っぱで〜また作れるぅ〜♪」

今年も美味しくできました〜((○(^▽^)○))
笹ちまき、どうぞ召し上がれ〜。

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