京都散策の旅〜いまさらながら初散策〜
「金閣寺とちょっとマイナー等持院 日帰り親孝行?!の旅」
2010.2.14
まちどんのン十年の人生の中で、なぜか訪れた記憶のない
「金閣寺」と「銀閣寺」…別に遠方にあるでもなし、行っていても不思議でないのに。
ということで、今回、両親の日頃のお散歩をチョット気分を変えてプチ旅にでかけよう!
ということで、親孝行なのか、ワタシが勝手に行きたかっただけなのかは別にして?!
金閣寺と京都観光のサイトを見ていてちょっとマイナーっぽいけど行って見たい。
と思った、等持院を訪れました。
いままででしたら、このページ中に写真を掲載できたんですが、
web上の容量がいっぱいになってきて、ちょっと写真UPが難しくなってきました。
ということで、新しい趣向?!で、別のサイトへごあんなぁい。
http://www.imagegateway.net/p?p=GYHWVcMTyMu
アルバム集をつくってみましたのでご覧ください。
【本日の行程】
京阪三条〜京都市バスにて、金閣寺をとおりすぎて?!衣笠総門前下車
11:30 ちょっと早めの昼食 ガイドブックで見つけた「京料理 柚多香(ゆたか)」さんにて。
写真中にある、椀物と二段重ねのお弁当+デミタスコーヒーで
なんと2,100円というリーズナブルなお値段で、美味しくいただきました。
とても家庭的な雰囲気のお店で、どこか知人宅に「およばれ」にあずかったような
気分に。大将の笑顔もとても素敵でこのお店を選んで正解でした。
12:30頃〜
バスでいうと一駅分歩いて、金閣寺こと鹿苑寺へ。そう金閣寺はあくまで「通称」なんですよね。
初めての金閣寺参道…ワクワク〜。立命館大学も近いこともあるのか留学生らしき若者?!や
観光とおぼしき外国人もたくさん。1/3くらいの割合だったかも。
山門前で、留学生らしき三人の女の子がデジカメを撮っていたので、ま、記念撮影程度なら
請け負えるかな?と思って、三人一緒の記念にとデジカメ撮影をしました。
「アリガト ゴザイマス」ととても喜んでもらえて、キレイな日本語でお礼を言われて
ちょっぴりイイことした気分?!
で、拝観料が400円なのですが、す、すごい。拝観券=守護お札 なんですよ。
これってお土産になりそう。なんて声も後ろから聞えてきた(笑)。
我が家は、3枚一度にお札をいただいたので、
それぞれ自宅のいたるところで飾ることにしました(笑)。
砂利道をあるくことしばし…目の前にひろがるは、金ピカのお堂!さすがは世界文化遺産。
「わぁマジで、金色ピカピカやん。」と親孝行を忘れ?!感激のワタシ…
そう、両親は、過去にも何度か訪れているんです。だけど久しぶりだしってことで
今回は「まちどんが行ったことないんやったら…」と付き合ってもらった感ありです。
しばし金閣の様子をデジカメにおさめて、あとは散策。ゆる〜い坂道を登っていくと
上に茅葺屋根のお茶室があったり、最後は、「不動堂」という、ここにきてやっと「お寺らしさ」?
というべきか、岩窟の中に弘法大師の作と伝えられる本尊の石不動明王が祀られているという
お堂を参拝しました。
少しお土産屋さんを覗いて、父が記念に、金閣寺の額を買いたいと言い出したので、
ま、散策記念に覚えていてもらえるかな〜なんて思って、買ったり、あとは金箔を貼った、
麩菓子のようなおせんべいをお土産にかったりしました。
その後(時間不明:爆)
金閣寺から少し南下して、立命館大学近くまでトコトコ散策。目指すは「等持院」です。
普通の散策コースであれば、龍安寺あたりでしょうが、それはさすがに両親もワタシも訪れたことが
ある場所ですので、ちょっとココは行ったことないだろう。と思しきところを探しました。
マイナーそうにみえる「等持院」ですが、実は・・・
室町幕府初代将軍足利尊氏公が、夢窓国師に依頼して衣笠山の山麓に創建したもので、
その後、3代将軍足利義満公、8代将軍足利義政公が尽力をつくして発展させ、
禅宗十刹の筆頭寺院となり、現在では、足利家の歴代将軍の菩提寺としても知られ、
境内の霊光殿には足利家歴代将軍の木像が安置されているなかなか由緒あるお寺のようでした。
(前調べ段階で…)
で、立命館大学を目印にして、住宅地の中を歩くこと10分。
ほんと、閑静な住宅街になじむように「等持院」の山門がみえてきました。
なにせ山門を一度くぐってもなお住宅街がつづき、それからしばらくして正門がある…という感じでした。
参拝客はまばらでしたが、その方がゆっくり見れますしね〜
拝観料500円を払い、順路にそって廊下を歩くと、
出迎えてくれたのは、なかなか勇ましいお顔立ちの達磨画。
どこからともなく、ガイドの放送が流れてきて、耳をそちらにやりつつも廊下をすすむと
方丈庭園へ。龍安寺ほど広くなくともなかなか立派な庭園でした。
それから、足利家歴代将軍の木像が安置されている霊光殿に立ち寄り、
ココがメインの鑑賞地?ともいえる、芙蓉池、心地池の庭園。
「わび さび」のココロを感じました。
季節がよければ庭園の色も緑だったり紅色だったりするのでしょうが、今は残念ながら色としては
キレイではなかったですが、とても手入れの行き届いた庭園は、ずっと眺めていたい風景でした。
中でも、樹齢400年ともいわれ、秀吉の命により植えられたといわれる有楽椿(ワビスケ椿)
とても上品なピンク色で、苔むした地に落ちている花ですらとても素敵な風情を醸し出していました。
そんなこんなで、私はのんびりとデジカメ片手に庭園を散策していたのですが、
どうやら父は飽きてきたもよう。そろそろタイムUPです(爆)。
庭園中にある足利尊氏公の墓石に手を合わせ、等持院を後にしました。
帰り道
元来た道を戻るのもなんだかなぁ〜と思ったので、京福電鉄方面へでることにして、
北野白梅町まで歩きました。そこから京都市バスに乗り、京阪出町柳から帰路へ…
結構な距離を散策したと思うのですが、京都は、歩いても歩いても疲れを感じないですよね。
なぜ大阪と違うんだろう???なんていいながら、プチ旅も無事自宅について、ホッとひと息(笑)。
京都はまだまだいっぱい行きたいところがあります。
次は、これまたなぜかまだ行ったことがない、「銀閣寺〜哲学の道」の散策なんかいいなぁ〜
と早くも次のプチ旅を想いながら・・・(今度は、親孝行もイイけど、デートがいいかな。なぁんて:笑)
おしまい
※早く、お遍路日記も書かないとね:爆