99.8.23 赤木川の鮎

 新宮に来て友釣りは4回目。過去3回は増水の影響があったとは言え、3回とも丸ボーズ。今日は水量も減り、晴天。条件はいいかなと、リベンジに燃えてまずは高田川から見てみました。先日までたくさん人が入っていたポイントは誰も釣っていませんでした。そこでもっと奥に行ってみると何人か釣っていましたのでそこで竿を出しました。オトリは近大水産試験所で買いました。ここは1匹350円おまけに元気です。今日はみっちりやるぞ、と4匹買いました。

 高田川のポイントに入ってしばらくして川岸近くで1匹、何となく掛かりました。やりました。こっちに来て初めてゲットです。さっそく天然オトリに替えましたが、小さいこと。少しずつ釣り上がって行って、瀬で1匹掛けたのですが、痛恨のバラシ。すぐイカリを交換して続けましたが、根掛かり。大切な天然オトリを失ってしまいました。ここで緊張感が途切れ、周りにいた人たちも見切りをつけたのか、いなくなりました。

高田川ポイント

 赤木川に転進しました。日浦商店の前のポイントにはおじいさんが一人で釣っていました。声を掛けると快く入れてくださったのでここで釣ることにしました。弁当のそうめんを食べてまず瀬脇を釣りましたが、全くつれません。根掛かりでオトリを失ったので転進しようとしたら、おじいさんが、「橋の下で釣ってみ」とアドバイスをくれたので、そこでやってみました。浅くて根掛かり連発しましたが、4匹掛けました。引き抜きもタモ入れがほぼ決まりました。天然オトリは本当に元気がいいですね。ただし、13センチのものはすぐ弱りました。

赤木川ポイント

 あまりに根掛かりを連発するし、元気のいいおとりがいなくなったので午後4時に納竿としました。ここのポイントでは天然おとりは全て回収するべく危険を省みず、手ではずしました。前にこれをやってイカリが手に食い込み、怖かったのですが、掛けた天然鮎は1匹でももって帰りたいですからね。次は根掛かりはずしを用意しましょう。

おいしかった天然鮎

 新宮滞在は2週間を越しましたが、この日が最後の釣りとなりました。夏休み100匹という目標は達成できませんでしたが、ボーズ続きだっただけに来年につながる今日のつりだったと思います。