2001.1.2  太地・地の大島のグレ

 この日は二番船でのんびりと出ました。今日は船が2隻出るぐらい混んでいました。波も高く、われわれは勝浦湾内の地磯にのりました。従兄弟に好きな場所を譲りましたが、シモリ際を深く探っていきました。餌取りは見えませんが、餌はとられます。やがてここでお決まりのササノハベラが釣れました。やがて大きな当たり。竿でためて…ぷちっと切れてしまいました。何でしょう。グレのあたりではありません。しかししばらくしてわかりました。同じような当たりがあり、今度はレバーブレーキを2度も使って取り込んだのは39 センチのイガミでした。この煮込みは絶品ですからいい土産になりました。

しかしその後はベラを3匹追加したにとどまりました。

 携帯電話に「磯替えするから用意して」と連絡が入りました。今度は地の大島です。ここは前にいい思いをしています。釣り方もわかっています。期待したのですが、納竿までの2時間足らずの間、ついに竿は曲がりませんでした。この磯で朝から釣っている人に聞くと朝のうちしか食わなかったとのこと。グレの顔は見られなかったものの、沖磯にも乗れ、お土産も釣れてまずまずの初釣りでした。

2001.1.5 太地のグレ

 この日は天気予報では冬型の気圧配置で波も高い、とのことだったので釣りはあきらめていたのですが、朝起きると風もなく、穏やかだったので、半夜で釣りました。11時15分に出港。正規の半夜ではないため、客は私一人。乗ったのは前に釣ったことのある落合記念館下の無名磯。船頭さんがポイントまで指定しているため、前に私が一人だけ大釣りした先端ポイントは田辺からのお客さんが。私に指定されたのは隣の磯との水道。ここの磯際を狙え、とのこと。しかし撒けども撒けども餌が残ってくる。わらわらとトウゴロウが寄ってくるものの、活性が低いのかあまり餌の取り合いはしません。一度ウキがゆっくり入っていったので合わせると乗りました。しかし重いだけ。締め込みません。根掛かりかと思っているとうごきました。竿でためていると痛恨のはりはずれ。ばらした直後は「次はとるぞ。」と、集中するのですが、当たりがなくなると「あー、あれ取っていたら。」と思ってしまうものです。このあとついに当たりはありませんでした。それどころか、根掛かりを煽っていたら2号のインターラインロッドの穂先が折れてしまいました。保険をかけてあるものの、免責のお金は自己負担です。

しかし冬休み最後の釣りができてよかった、と言えます。でも丸ボーズだもんなあ…。