2006.3.26〜27 高知・竜串

 息子を連れて初の遠征は高知県の西の端、足摺岬のまだむこうの竜串です。前日に愛車を駆って瀬戸大橋経由10時間かけて現地入り。民宿に泊まりました。

3.26 象のハナ

 待っているときに地元の定置網の漁船が戻り、スマガツオや大型のアオリを水揚げしていました。

7時出航の2番船で地磯の象のハナに渡礁。コンクリートを流したような足場のすばらしい磯。ドン深になっているような様子。とりあえず3ヒロから始めました。40オーバーが十分狙えるのでハリスは2.5号。竿はメガドライ1.7号の5m。息子はシマノの2号の4.6m。撒き餌は生とボイルのミックス。えさ取りは赤じゃこトトウゴロウイワシ。イワシはかわせても赤じゃこは鉤にかかってきます。棚を深くすると根がかり。ときどきササノハベラやガシラがかかる程度。磯替わりをしようか、弁当船の若船頭さんに相談しますが、どこも釣れていないとのこと。それなら足場のよいこの磯が楽です。ハリスは1.5号に落とし、棚も4から5ヒロにして多少沖めを狙いました。しかし打てど返せど当たりはなし。弁当はとてもおいしかったです。

 

 そうこうしているうちに一人磯替わりしてきました。ここで粘るしかありません。若船頭さんはのしばらくはその人にも当たりはなく、寝ているときもありましたが、終盤にポツポツと30前後を3枚上げておられたのでウキ下も3ヒロにしますがやはりかわらず、3時半に納竿。それでも港に帰ると45のクチブトや50近いイズスミや40ぐらいのグレも上がっていました。

 土佐清水で翌日のボイルを買い求め宿には5時に入りました。息子は8時前。私も村主が選手権で2位になったのを確認して9時前に寝ました。夜は旬のカツオを始め海の幸に舌鼓。

3.27 オオバエ

 この日は私だけのようで、昨日大物が上がったオオバエに上げてもらいました。2.5号、3ヒロから始めましたが、すぐに息子が22ぐらいの少しましな木っ端グレを上げました。やはりここは違うと思い、力が入りました。今日は集魚材もいれずに撒きます。やがて息子が2匹目。少し焦ります。シモリが張り出していたので沖で浮かせないと難しいなと思いました。

 そうこうしているうちにウキが入りましたが、素ばり。がっくりしましたが、昨日とはあきらかに状況が違います。そしてウキがじわりと入り、合わせるタイミングを逃すとギューンと入りました。竿を立てると久しぶりの魚の重み。伸されそうなのでレバーブレーキを使いました。続いて右に走られたところで竿が天を仰ぎました。回収するとチモトから切られています。尾長かもしれません。

 気を取り直してしばらく打ち返します。ばらした後なのでなかなかきませんでしたが、しばらくして今度はウキがいきなり消し込みました。竿を立てる間もなくぶち切られました。うーん。難しい。かけたら右に走って取り込もうとシミュレーションをしました。そして本日最後の当たりを迎えます。ジワリとし持って行ったので即合わせると乗りました。一発めの締め込みをかわし、35ぐらいかなと判断。ウキが見えました。これはいけると思いましたが、手前のシモリで潜りそうになったので溜めます。ただここで切られるのは怖いのでさっきのシミュレーション通り右に降りたところ鉤はずれ。あーあ。

 息子はその後26ぐらいの尾長を追加して喜んでいました。まあ今回は息子が「おもしろかった。」としみじみ言っていたのでよかったです。帰りにうどんを食べたり、ポンカンなどを買い求めたりと楽しかったです。帰路は瀬戸大橋でなく、高松〜宇野でフェリーを使ったのですが、楽でした。橋を通るより安いですし、休憩にもなるからです。

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