2005.5.4 宇久井・カンレイ

 今の時期はどことも朝は5時出船ということなので、いつでも船を出してくれる宇久井・松下渡船におせわになりました。昨日は波が高く、どこもまともな釣りはできなかったようですが、電話で確認するとできるのは「カンレイの船着きぐらい」とのことなので、とにかく上げてもらいました。寒くなく、厚くなく、紫外線対策も万全でとにかく気持ちがよかったです。「釣れんでも、磯に立つだけで十分」4か月ぶりの磯に立つ私の心境でした。

1.2号と1.7号の竿、両方用意していましたが、「宇久井やし1.2で十分。厳しい釣りになるのは必定やし細ハリスに対応できる1.2でいこう。」と一度は1.7を出していたのに変更しました。これが後であんなことに…。

 9時半ごろに実釣開始。ハリスは2号。鉤は5号のスレ鉤。エサ取りが多くて差し餌が持たないので、ボイルを使うと喰わない、やっかいでした。それでもウキが沈んだのを合わせるとアイゴやのカワハギやのが釣れました。さすがに1.2号、おもしろいです。カワハギは25あったので、「しめしめ関釣りでステッカーもらえるわ。」とキープ。アイゴは怖いしとりあえず、タイドプールで泳がせていると元気になって回収不能になりました。

 そして時計の針は11時を指そうとしていたころでした。今日のその時です。ウキがスーッと入ったので合わせると乗りました。締め込みます。先程の30オーバーのアイゴとは比べ物にならない引きです。竿が立ちません。ここはレバーブレーキで…あれっない。1.7号の方につけたままです。仕方がありません。一か八か、必死に竿を溜めました。何とか竿を起こして、巻きにかかると右に走りました。再び溜めます…。プツン。万事休す。ハリスをとばされました。おもしろい!このときは悔しいというより、久しぶりの大物とのやり取りを楽しめました。

 しかしばらした後は喰いは止まりました。予想はしていたので弁当を食べたり、ポイントを変えたりしましたが、だめでした。終了間際に少しウキが沈んだので合わせると、27センチのガシラが釣れました。10分後に納竿しました。