2004.12.30 貝太郎で納竿

 この日は息子を初めて本格的な磯に連れていきました。地磯ですが、40オーバーの実績もある磯です。山道を20分ほど歩くのですが、エサと道具を担いの山道はきついものです。まして今回子どもを引率しています。こんな状況で道に迷ったからさあたいへん。休みも兼ねてお弁当を山の中で食べました。まるいストアーでかったお弁当はなかなかいけました。

 食べ終わって「あれしかない」と考えていた分かれ道を進むと貝太郎の上に出ました。ここを降りていきます。写真で見るほど危険はありません。

到着して私が8年前に36センチを上げた釣座が空いていたので迷わず入りました。すぐ近くではバッカンが置いていましたが、釣れないのか寝てはりました。

 今日はべた凪かと思いきや、さすがに紀東、波はあります。時折足下までやってくるので、その度に息子を高台に避難させました。潮は新鹿向きにゆっくり流れています。息子でもとれるように、竿は2号、ハリス3号で攻めました。まあ、仕掛けの投入も回収もまき餌も全てこちらでやるので、息子は大名釣りです。ウキは3Bで重めの仕掛けですのですぐなじみます。しばらくしてジワッとウキがしもっていきます。ところが合わせをくれても乗りません。エサはとられています。ときおり沈まないときにはエサはとられていません。

 ウキが消し込むと何とサンノジでした。正体がわかると息子に取り込ませました。タモはもちろん私が出します。息子が持って帰るというのでキープ。その後居食いのササノハベラ2匹と息子が釣ったイズスミを釣り、暗くなる前に帰ろうと4時20分に納竿しました。魚を絞めたりしていると出発は4時半。明るいうちに車に戻るためにはほぼタイムリミットです。それでも隣の人はまだ釣っていました。夜の山道は怖いです。サンノジの刺し身はまずくはないものの、たいしておいしくもありませんでした。しかしササノハベラの煮付けはおいしいものでした。