2004.5.3 熊野・吉八

 本当は前日を予定していましたが、波があったので、この日になりました。今回は紀東海釣り情報管理人の小林さんのお世話になりました。磯崎港に着くと定置網の水揚げ作業をしていました。40センチ級のカワハギや60オーバーのイシダイ、80オーバーのブリなどが次々に水揚げされていました。次の日に木ノ本の直売所で販売されていましたが、ブリは5500円でした。安いと言えますが、この時期味はどうでしようか。30センチ級のカマスを4夲買いましたが、650円という安さでした。

  さて、11時半ごろ吉八という沖磯に渡礁したのですが、日浦田さんという土曜会の方がいきなり300gほどのアオリイカを釣りました。

右が管理人さん

 

私も2〜3投しましたが、波があり断念。小林さんの勧めもあって先端に陣取らせてもらいました。そしてフカセに専念しました。

ハリス1.5号、ハリ5号、竿はメガドライ1.2号。4ヒロから始め、棚を少しずつ深くしていきました。うまいぐあいに沖に払い出す潮にのり、仕掛けもなじみます。いかにも釣れそうな雰囲気。アオリをあきらめた管理人さんにアタリです。ものすごい引きのようで、竿が根元から曲がっています。磯際に出てやり取りを試みますが道糸から飛ばされてしまいました。日浦田さんが、「バンザーイ。」とからかっておられました。いいですねえ。本当に気心が知れた釣友なのでしょう。「全然ういてこなかった。イズスミかも。」という管理人さん。でも魚はいます。「棚は5ヒロ」というアドバイスに私も合わせてうちかえします。そうこうしているうちに日浦田さんにアタリ。竿がしなっています。土曜会の方がその後2人みえて、総勢5名になっていましたが、その方にタモいれしてもらったのは40はあろうかというジャンボイサギ。おいしそうでした。

 その後、私のウキが入りましたが、合いません。さらにしばらくしてウキが完全に入りましたが、のりません。食いがあさいようです。ハリを4号に落としたり、オキアミをむき身にしましたが、アタリはそれっきりでした。

 それにしても波が強く、みんな何回もかぶっていました。私もバケツを流され、何とか本体は回収しましたが、ロープが岩にはさまってあきらめました。みんながあきらめていたのですが、私だけはまき餌も残っているしがんばりました。餌がとられだしたのです。さっきまでの深い棚ではなく、4ヒロでも3ヒロでも取られます。アタリはありません。思い切って2.5ヒロの固定にしました。竿先で聞くと乗りました。やったぜベイビー。何と簡単に浮くではありませんか。魚体が見えました。イサギです。35ぐらいかな。ひらをうちました。竿先が跳ね上がりました。万事休す。ハリはずれでした。この日唯一竿が曲がったのでした。

 もう一度打ち返しましたが、早めの撤収となり渡船がやってきました。残念。

 でもまあ、雨を覚悟していたのに沖磯で気持ちのいい時間を過ごさせていただきました。半夜は楽でいいです。