2004.2.11 二木島・寺島

 前から決めていた釣行。前日から川口家という民宿に泊まりましたが、隣の部屋とは、ふすま一枚で仕切られているだけなので、隣の人の咳や3時40分に起きだす音であまり眠れませんでした。

 さて、祝日でも20人ぐらいのお客さんで、まずはのんびり。寺島で3人降りましたが、まだ乗れるというので、私は勇んでおりました。しかし船頭に飛び降りるタイミングが悪いと怒られました。押し付けしてくれると思っていたもんでね。でも後から来た人は鮮やかに跳んでいました。それにしてもすごい波です。サラシがすごく、何かうれしくなってきました。もう釣れたようなものだと思いました。何と言っても寺島です。

 ハリス2,5号で始めました。棚も3ヒロから始め、5ヒロまで沈めていました。うねりがひどいので、沖目を流しますが、当たりはありません。そうこうしているうちに、1のポイントで35ぐらいのクチブトが上がりました。俄然力が入ります。しかし当たりません。下の図は数年前のもので、今回は私は4のポイントです。森本さんはいらっしゃいません。

 弁当船が来ましたが、私だけは打ち返しました。というのもその間に釣れるかもしれないからです。そしてウキが入りました。当たりかなと、合わせると少し重みが乗りました。小さそうです。しかしそこでグンと締め込み。まあ1,7号なら楽に…。おっともう沖で浮きました。茶色の魚体ですが、60ぐらいありそうです。いや、長いぞ。はねました。こんなときは竿をどうすればいいのでしょう。寝かせるのでしょうか。そして針はずれ。うーん。残念。3の人が見ていました。しかしウキが入ったのはこの一回だけでした。その後は潮も止まり、むなしく時間が過ぎていきました。3の人は結局3枚釣っていました。寺島全体で4枚。貧果といえるでしょう。50枚釣れてもおかしくない一級磯です。

 しかし今回は紀東の磯付けの怖さを実感しました。他の磯でも年配の方が落ちそうになって、船頭さんに怒鳴られていました。でも大物の魅力にはかないません。やはり二木島には通い続けることでしょう。

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