2003.1.7 二木島イガミバエ

実は4日にも二木島に来たのですが、波が高く16人ほどのお客さんのうち、磯に上がったのは7人で私を含めて大半のお客さんは渡礁出来ませんでした。船頭さんは1時間かけていろいろと回って見せてくれ、納得させてくれました。

 さて、今回は全日から民宿(素泊まり3000円)に泊まり、そこから歩いて1分の渡船乗り場から乗ったのは平日ということもあり私を入れて2人。不況の影響だそうです。上がったのはイガミバエ。寺島やホーロクは他の渡船の客がすでに乗っていました。以前は交代で渡していたはずなのですが、今はよくわかりません。

 べた凪でまき餌が下に沈んでいくという潮でした。でも少しずつ沖に仕掛けが流れていきます。風もほとんど無風です。ということは下の方は潮が動いているということでしょうか。磯際を狙いますがなかなか当たりがありません。たなももちろん変えます。最高で6尋まで探りました。えさ取りがすごく挿し餌がもちませんでした。弁当船が来ましたが、もう1人の方もイガミや木っ端だそうです。

 11時前、挿し餌が残りだしたころ、勝負をかけようとハリスを1,5号に落としました。そうこうしているうちにウキがしもっていきました。合わせるとぐんと竿に乗りました。磯際に出てやり取りをしましたが、1.7号の竿は比較的に楽にグレを浮かせてくれました。茶グレだったのでうれしかったのですが、大きさに驚きました。こんな釣れない状況でこんな大物が釣れていいのか、という気持ちでした。手で測ると45は越えているように思えました。しかし締めて帰宅後計ると41センチでした。それでも自己記録更新です。

 

 しかし後が続かず、今度はサラシができてきたのでそちらの切れ目を狙いました。しばらくして32センチを追加しました。あと2〜3枚は追加できそうな雰囲気でした。その後も当たりはあったのですが、乗りません。どうもえさ取りのようです。やがて納竿しました。

 2人とはいえ竿頭は気持ちのいいものです。他に23センチ前後のカワハギ3枚とササノハベラ1匹でした。