00.1.5 太地・地の大島

 昨日に比べるとお客は半分。それでも普段の平日より多い。昨日よりはいい磯に乗せてもらえるかと思っていると、地の大島で指名されてしまった。森浦湾に近く、沖磯のイメージはない。この近くのスズキ島で痛い目にあっている。しかし昨日ここで何枚かグレが上がっていると船頭さんが教えてくれた。最低の状況だった昨日で釣れているというのはすごい。

 地の大島からカツオを臨む

 東の先端に入る。いきなり根掛かりを連発。ウキを2こ失ってしまった。そうこうしているうちに隣の人が35はあろうかというサンノジを上げる。時合らしい。カツオ島向きの磯際で釣っているとウキが入った。軽くあしらって上げたのはグレの30センチ。よし。いいぞ。木っ端を上げた後にまたウキが入ったが、根に潜られてしまった。しばらくしてまた当たり。今度は強引に巻く。というより竿を煽った。締め込みをかわして上がってきたのは32センチのクチブト。地方よりの磯らしくクチブトオンリーであった。その後当たりが止まり、食事。をして少し休憩。当たりがないときは休んで無駄な撒き餌の消耗を防ぐ。

 午後はもっと食いが渋く、28センチのクチブトを上げたに留まる。これとは別に一度強烈な締め込みがあり、たまらずブレーキレバーを握って少し糸を出した。よく引いた。上がってきたのは30センチぐらいのサンノジであった。実はレバーブレーキ付きのリール(ダイワ トーナメントX-LBA2500)を買ってレバーブレーキの出番はいつかと待っていたが、ついに出番があった。まるで戦艦大和の46センチ砲である。隣の人や船着きの人も時合はほぼ同じで、サンノジやアイゴまじりで30あるなしのグレを同じように釣っていた。

 まだ釣れそうであったが、撒き餌も尽きたので2時の迎えで納竿とした。

 昨日の丸ボーズの後だけにまずまず納得のいく釣りであった。