00.1.4 太地・南の大島

 記念すべき2000年の釣り初めは太地。太師丸渡船に着くとすごい人。今日は仕事始めだから空いているだろうと思っていたのに、これはなんだ。ここは混んでいると2隻出る。引退した親父さんが出る。こちらは早いもの勝ちなのでこちらにしたかったが、親父さんと予想した古い船は今の船頭さんであった。しかしこちらが早い。カツオ島からずっといって私が下ろされたのは南の大島の地方寄り。沖の大島との水道からいいサラシが出ているが、足場が悪い。落ちそうということはないが、疲れる。まずルアーでヒラスズキを狙う。十数投したが、反応がなく、すぐフカセに切り替える。サラシができるときに撒き餌を打ち、仕掛けを投入する地方に向かって払い出す潮にのせて流す。はじめはウキ下2ヒロ半から始める。餌が残る。3ヒロにしても4ヒロにしても残る。ハリスを2.5号から1.7号に鉤も7号から4号にするが反応はない。ただ、餌取りのトウゴロウイワシだけは元気だ。

 弁当船で表磯の2人が「1番ええとこに上げたったのに。連日40オーバー出てるで。」と言われながらも磯替わりし、船頭さんの勧めで表に移る。西の先端はシモリがいくつもあって、いかにも釣れそうな感じがするが、状況は変わらなかった。明日に賭けよう。体力温存のため12時の船で上がった。帰って昼寝をし、ドリンク剤を飲むと果たして回復した。この日はどの磯も芳しくなかったようだ。