文字

テキストの様々な設定を行う。

カーニング
選択した2文字間の間隔を設定する。

トラッキング(字送り)
テキスト全体の文字間隔を設定する。

ベースライン移動
「上付き/下付き」の設定をする。1010やCO2などの表記をする時に使う。

多国語オプション

言語
テキストの選択部分のみ、使用辞書を変更する。これにより、スペルチェックやハイフネーションの結果が変わってくる。

文字の方向

縦中横
縦書きのテキストで、2文字以上の半角文字(例えば2〜3ケタの数字など)を、その部分だけ横組みにして1マスに収めたい時に使う。

半角文字の回転
縦組みで半角文字が寝てしまう時に使う。縦中横と違って、1文字に1マスずつ与えられる。

詰め
等幅フォントをプロポーショナルフォント化し、字間を詰める。ただし使えるフォントが限られており、筆者の持つフォントでは使えない・・。

組み
特定の文字間を数値入力(0~200%)で調整する。

和字間
文字と約物(句読点・「」など)の字間を調節する。

和欧間
日本語と半角英数字の字間を調節する。

割り注
選択テキストを縮小し、1行を2段に分けて注釈などを書き込む。

段落

インデント、行揃え、禁則処理、ハイフネ−ション等、文章の様々な設定をする。

単語間の空白
「両端揃え」の時の、英単語間の間隔を設定する。整列パレットの「等間隔に分布」で数値入力する時と似た感覚。なお、本メニューは英文の半角スペースに対応するだけで、日本語の単語には対応していない。

文字間の空白
「両端揃え」の時の、各文字間の間隔を設定する。整列パレットの「等間隔に分布」で数値入力する時と似た感覚。

オプション

自動ハイフネーション
長い英単語が行末に来た場合にハイフンを入れて切る。
パレットメニューの「ハイフネーション」で詳細設定ができる。

ぶら下がり
句読点などの禁則文字をテキストエリアの外に出すことで行末につける(行頭に来ないようにする)。
パレットメニューの「禁則処理・その他」で詳細設定ができる。

繰り返し文字の処理
「人々」などの繰り返し文字が行末・行頭で分断された場合、「人人」に変換する。

禁則処理
行頭に句読点や特殊文字がこないようにする。また、行末に「や【などの行頭約物がこないようにする。処理には「強い」と「弱い」があり、それぞれに禁則処理を適応する文字の文字セットがある(これはユーザー側では編集できない)。「強い」にすると「ぁぃぅぇぉっゃゅょっゎヵヶ」などの小文字も禁則の対象となる。
パレットメニューの「禁則処理・その他」で、禁則処理の詳細設定ができる。

パレットメニュー

ハイフネーション
パレットの「自動ハイフネーション」をONにした時の詳細設定ができる。

単語の始め/終わりの○文字目からハイフネーション
単語の先頭または末尾からハイフンまでの文字数の最小値を設定する。

ハイフネーションの連続
ハイフンを挿入して改行する行の連続を制限したい時、その最大連続数を設定する。
(別にどれだけ連続してもいいような気もするが、欧米人は気になるのだろうか・・)

禁則処理・その他

オプション
パレットの「禁則処理」をONにした時の詳細設定をする。

追い込み処理
追い込み(禁則文字が行頭・行末に来た時、それ以前の文章の文字間隔を詰めることで、行頭・行末に来ないようにすること)のON/OFFを切り換える。ONの場合は、最低限維持する文字間隔を数値入力で設定できる。

句読点の後のアキは詰めない
句読点には半角スペース分のアキがあるが、禁則処理時にこのアキを詰めるか否かを設定する。

分離禁止文字処理
「………」や「ーーー(ダッシュ)」を分割改行しないようにする(=禁則処理する)。

分離禁止文字間のスペースを削除
「………」や「ーーー(ダッシュ)」の文字間にスペースが入らないようにする。

ぶら下がり「スペースがない場合のみ」
ぶら下がりとは、句読点などの禁則文字をテキストエリアの外に出すことで行末につける(行頭に来ないようにする)こと。パレットの「ぶら下がり」でON/OFFできる。
ぶら下がりをONにしている場合、 通常はまずテキストの字間を調整して禁則文字がエリア外に出ないようにし、それでも出てしまう場合のみぶら下がりを適用するが、本メニューをOFFにすると字間を調整せずに最初からぶら下がりを適用する。