−マダン劇とは−
マダン劇とは韓国伝統演戯を現代的に継承する韓国の独創的な演劇様式で、1970年代、タルチュム(仮面舞)復興運動と共に始まった。マダン劇の内容は庶民達の生と社会問題を主に扱っていながら、楽観的で滑稽な表現が特徴的だ。
衣装と扮装は写実的と言うよりは特徴的で、面をかぶる事もある。舞台はセットをほとんど使わず、一方に大型掛け軸を掛けたり、旗、長い布等を活用したりもする。音楽と音響は四つもの(ケンガリ、ジン、チャング、プク)で踊りの伴奏、効果音等にあまねく使用する。
−マダン劇<順風に帆を掛けて>紹介−
情味ある民謡と楽しいプンムルノリ、出演陣達の絶妙な呼吸で解く才知に富んだユーモアと漫談等韓国の伝統的な芸術様式が総結集されている伝統マダン劇作品。
‘分断’と‘離散家族’と言う韓国の特殊な現実を韓国の独特な演劇様式であるマダン劇で表現した作品。安東国際仮面舞フェスティバル、春川国際演劇祭、居昌国際演劇祭等韓国有数の祝祭を始めとした各種行事に30余回招請公演になった優秀作品。
−プンムルノリ−
プンムルノリはケンガリ、ジン、チャング、プクの様な打楽器とテピョンソ(太平簫)等の楽器で構成されている。踊りも踊り、相貌も変えながら、列をなして模様を作ったり色々な遊びで構成されている韓国の農耕文化、共同体文化と共に発展してきた音楽で、‘農楽’とも言い、プンムル、メグ或いはメググッとも呼ぶ。
−パンソリ−
パンソリは韓国の伝統的民族芸能で、口承文芸のひとつです。一人の語り手であり、歌い手でもあるソリクンとコス(鼓手)によって奏でられる物語性のある歌と打楽器による演奏です。2003年にユネスコの無形文化遺産に登録されました。
公演日程 | 会場 | 開演時間 | 主催連絡先 |
3/12(金) | 尼崎市 労働福祉会館 | 18:30 | 問合せ 姫路労音 079-288-6600 |
3/13(土) | 宍粟市 山崎文化会館 | 19:00 | 宍粟労音 079-062-5681 |
3/14(日) | 姫路市 姫路市文化センター | 15:00 | 姫路労音 079-288-6600 |
3/15(月) | 加古川市 加古川市民会館 | 19:00 | 加古川労音 079-423-9640 |