山行日 | 2005.5.21 | ![]() |
山域 | 金剛山系:大阪府:奈良県 | |
コース | 登山口(30分)カトラ谷コース;カトラ谷入口(80分)国見城址 国見城址:転法輪寺:葛木神社(10分)ダイヤモンドトレイル (30分)ちはや園地(10分)自然歩道:国見城址(30分) 国見城址(10分)タカハタコース(60分)登山口 |
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標高差 | 約870m |
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総歩行時間 | 約7.0h(休憩も含む) |
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麓から見る左:大和葛城山.右:金剛山 |
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花の季節の移ろいは予想以上に早く、既に春の花から 夏の花へと変わり始めています。今回は金剛山にも咲く ヤマシャクヤクやクリンソウを求めて、カトラ谷を歩いて 見ました。何時もの様に"まつまさ"前に車を止めます。 高城茶屋前を左に曲がり、黒栂谷方面に向います。 暫くは林道をノンビリ歩き、車止めが見えますが此処は |
真っ直ぐ進み橋を渡ります。登山道は右にカーブしながら 続き、右手の砂防ダムを見送り、更に進むと橋が現れ 此処を左に曲がり、尚も続く林道を歩きます。暫くすると 舗装された林道が右に曲り、ホンの少しで終点です。 此処迄の途中には、黒栂谷方面やわさび谷方面への 分岐が有るので間違わない様に進みましょう。 |
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林道終点から沢に降り、直ぐに沢を渡ります。少し行くと 左にわさび谷へ行く道が有りますが、見送りましょう。 更に進むと小さな滝が現れ、その滝の左を登りますが 足場は滑り易い岩場なので注意しましょう。この先で 谷は土砂や倒木で塞がれていますが、左に踏み跡が 有るので確かめながら進みます。この先更に悪路が |
続くので慎重に行動して下さい。次に現れる滝は 右手を高巻きますが、登山道が一部崩壊し危険です。 更に先には、滑り易い岩が剥きだしていますがロープ が掛けられているので使えば大丈夫です。此処を 過ぎると右から谷が合流しますが、左に向います。 此処から少し先に岩の間から水が湧き出ている水場に |
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到着です。辺りには盛りは過ぎているがニリンソウや 今が盛りのヒナギキョウ、ユキザサ、ヤマブキ等が 咲き誇っています。此処から登山道は左へと方向を 代えながら更に傾斜が増します。暫く登ると倒木が 現れ、此処からクリンソウの自生地に寄り道します。 足元に気を付けながらガレた沢を登ると、小さな谷 |
一杯にピンク色のクリンソウが見頃になっています。 更に谷を詰めると、木の根を掴まないと登れないような 凄い傾斜の斜面には、お目当てのヤマシャクヤクの 白い可憐な花が其処此処に咲いています。既に結実して いる花も見られますが、十分堪能する事が出来ました。 そのまま登ればタカハタ道に合流し、僅かで国見城址に |
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到着です。金剛桜は既に散っていますが、八重桜は 咲き残り、隣の転法輪寺境内にはクリンソウ、ニリンソウ ジュウニヒトエ、スズラン、スノーフレーク、ハナカイドウ 等々沢山の花が咲いています。此処からは葛木神社を 周り、ダイトレを通りちはや園地へ向います。途中の 見晴台からは、少し曇っている物の大峰山系が望め |
東の南葛城山や岩湧山も良く見えます。ちはや園地に 立寄ると、期待したシラネアオイは既に散っていますが アギスミレ、ユキモチソウ、ヤマブキソウ、コバノガマズミ アヤメ更にクロユリ等の花が咲き、帰り道に選んだ金剛 自然遊歩道ではシャクナゲ、ヤマツツジが見頃でした。 その後、金剛自然遊歩道を通り、転法輪寺にお参り後 |
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下山には国見城址から東に派生する、タカハタ道を選び 杉林の尾根道をひたすら下り、途中にある腰折れの滝を 過ぎると、下り着いた所が水道施設の建物横でした。 後は車止めのゲート前からは登りに使った、黒栂林道と合流し 車を止めている"まつまさ"前に戻りました。今回お約束の 温泉は、夕刻より所用がある為、立寄りませんでした。 |
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![]() ちはや園地から望む大峰山系 |
腰折れの滝 |
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山頂展望台から大峰山系を望む |
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その他今回出逢った花達 | ||
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オウギカズラ(シソ科) | ユキザサ(ユリ科) | ニリンソウ(キンポウゲ科) |
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ミヤコアオイ(ウマノスズクサ科) | チゴユリ(ユリ科) | フタリシズカ(センリョウ科) |
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ミツバウツギ(ミツバウツギ科) | ヤマブキ(バラ科) | ツクバネソウ(スイカズラ科) |
転法輪寺:ちはや園地で出逢った花達 | ||
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セイヨウジュウニヒトエ(シソ科) | スズラン(ユリ科) | スノーフレーク(ヒガンバナ科) |
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オオナルコユリ(ユリ科) | ハナカイドウ(バラ科) | シャクナゲ(シャクナゲ科) |
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ユキモチソウ(サトイモ科) | ヤマブキソウ(ケシ科) | イモカタバミ(カタバミ科) |
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ヤマツツジ(ツツジ科) | アヤメ(アヤメ科) | クロユリ(ユリ科) |