山行日 | 2005.3.21 | ![]() |
山域 | 鈴鹿山地:滋賀県 | |
コース | 今畑登山口(80分)笹峠(30分)近江展望台 近江展望台(60分)最高峰(10分)霊仙山 霊仙山(20分)お猿岩(50分)汗ふき峠(30分)落合 |
|
標高差 | 約750m |
|
総歩行時間 | 約6.0h(休憩を含む) |
![]() |
西南尾根から望む霊仙山 |
![]() |
![]() |
フクジュソウの便りが聞こえて来る季節になりました。 ここ数年来、藤原岳に出掛けていましたが、今年は 滋賀県の霊仙山に登ろうと、山メンバーに声を掛け FUN、川っち、と当方の3人で出掛ける事にしました。 神戸から名神道彦根ICで降り、国道306号線を南下し 河内風穴への看板を目印に、落合の集落に向います。 |
河内風穴を過ぎ、更に奥へと走ります。やがて道路は 一段と狭くなり、今畑登山口付近には、既に多くの車が 止まっています。駐車場所を探しに、更に奥へと進むと 落合の集落に到着です。此処の廃屋の空地に車を止め 出発準備を済ませ、今畑登山口に向いました。登山口に 地元の方達でしょうか?手に手に花や供え物を持って |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
登ってらっしゃいます。杉林の中を一登りで廃屋が見え 此処が今畑の廃村の様です。残っているのは一軒の お寺だけ。先程の方達は此処に彼岸のお参りでしょう。 辺りを見ると特徴のある、黄色い花がポツポツ見えます。 何と福寿草が彼方此方に咲いています。早速の対面に 急ぐ足を止め、暫し撮影モードに突入です^0^) |
この先暫くはU字状に深く掘れた、九十九折れの登山道。 傾斜もきつく大変ですが、足下には白く小さなミスミソウが! 葉先の丸いのはスハマソウ?も顔を覗かせ辛い登りも少しは 楽に感じます。やがて杉林を抜けると眼前には、西南尾根の 急斜面が大きく聳えています。此の辺りから登山道脇には残雪が 見られます。左に回り込むように進むと、笹が生茂り足元が |
![]() |
![]() |
![]() |
眼前には鈴鹿一の高峰:御池岳 |
![]() |
![]() |
見難いです。時には倒木が行く手を阻み、追打ちを掛けるように 泥濘んだ登山道に、足を滑らせながらも確実に高度を稼ぎます。 道が尾根の北側から南側に代わると、右手に鈴鹿山地最高峰の 御池岳が残雪を纏い大きく聳えています。笹薮を抜けると少し 平坦で石灰岩がゴロゴロした所が笹峠、此処で暫し休憩します。 見上げると西南尾根を登る人影が見えます、結構急斜面です。 |
休息後、笹や潅木を掴みながら、滑り易い道をジグザグに 登ります。登り切った所が近江展望台でした。登り初めが 遅かったので既に12時を回っています。此処で風裏に回り 昼食としました。眼前には御池岳、その奥には御在所岳や 鎌ヶ岳等の鈴鹿の山並みが、望める絶好の天気です。 昼食後、稜線に残る残雪の道を、小さくup:downしながら |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
最高峰に向かいます。雪の消えた稜線下にはお目当ての フクジュソウが彼方此方で顔を覗かせています。此処から 山頂まで、岩場に点々と咲く、フクジュソウを見掛けては 撮影するので、歩くペースが遅くなり最高峰に着いた時には 既に午後2時30分を過ぎていました^0^)此処から山頂迄は 雪が多く残り、真直ぐにショートカットで到着です。此方も |
最高峰と同じく360度の大展望、遠く御岳や北アルプスも 確認出来ました。下山には汗ふき峠への周回コースを 取るべく、此処も一気にショートカットしました。一旦谷へ 向かい、谷底で左に取り少し登り返すと、一気にお猿岩へ 此処から汗ふき峠迄は、泥濘んでいる上に、結構激下りの 道です。転ぶと泥だらけになるので、慎重に下りましょう。 |
![]() |
![]() |
![]() |
霊仙山から北側を望む(クリックするとわいどびゅう) |
![]() |
![]() |
見晴台を過ぎ、汗ふき峠に後一息の頃、登山道脇には ミスミソウの群落が現れました。又々撮影モードに突入^0^) お陰で汗ふき峠から、車を止めた落合に帰り着いたのが 午後4時30分頃になってしまいました。更に集落の近くで セツブンソウを見付け、益々遅くなりましたが早春の花々を 沢山見る事ができ、充実した花の山旅でした。 下山後のお約束は『近江温泉:湖東ホテル』です。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
霊仙山山頂から360度風景(クリックするとわいどびゅう) |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |