日光黄萓(ニッコウキスゲ) 夜叉が池

山行日 2007.6.23
山域 奥美濃:福井県今庄町:岐阜県坂内村:藤橋村
コース 池ノ又谷登山口(50分)幽幻の滝(10分)昇竜の滝
昇竜の滝(20分)夜叉ガ池(50分)池ノ又登山口
標高差 約540m
総歩行時間 約4.5h(休憩含む)

鳥居の前には小型バスが
登山口
満杯の駐車場

今年3月に出掛けた青葉山で、お世話になったプロフォトグラファーのtakemae氏からニッコウキスゲの
開花状況を知らせて頂き狙っていた所、タイミング良く梅雨晴れの予報^^)急ぎ夜叉が池に向かいます
木之本から国道303号線を東へ、登山口の池ノ又を目指します。相変わらず離合の困難な狭い林道を

登山口から一旦下ります
小さな沢を渡り
何度か木の橋を渡り

奥へと進むと、何と小型バスが先行してるでは、良〜くこの狭い林道を走れる者だと感心・・・^^)やがて
夜叉龍神社の鳥居が見えると直ぐに登山口の駐車場。前回に比べ到着時間も遅いのか既にほぼ満車^^)

何とか空きスペースを見付け車を止めます。団体客が歩き始めるより前に先に進みましょう。一旦沢に降り

見上げれば夜叉壁が
1/2標識
滝壺が

2-3度沢を渡り、池ノ又谷の左岸を登り詰めて行きます。暫くは九十九折れに続く登山道もやがて平坦に
道脇にはコアジサイ、ノリウツギ等が咲き、ポツポツとササユリの蕾も膨らんでいますネ。何度も小さな沢を
渡り、緩やかにup.downしながら先に進むと"健康リゾートふれあい街道夜叉ヶ池コース ここは1/2地点"

池ノ又川を
昇竜の滝横の岩場を
未だ続く岩場

と、書かれた標識を過ぎると幽幻の滝に到着です。伝説では夜叉姫が身を清めた場所とされています。
近くで見ると一段の滝ですが実は二段の滝です。少し先に進むと全容が伺えますネ。此処から少し先で
池ノ又谷源頭部の流れを渡ると傾斜が増し、ひと登りで見上げる方向に二段に分かれた昇竜の滝が!!

幽幻の滝

昇竜の滝
幽幻の滝 昇竜の滝
振り返ると
急斜面に咲くニッコウキスゲ
稜線上の分岐標識

この先少し濡れた岩場の登りが続きますが、危険な所には鎖やフィックスロープが付けられていますし
グリップの利く岩場でそれ程歩き難くありません。この辺りから黄色い花が斜面に張り付く様に咲き乱れ
良く見ればニッコウキスゲの群生です^^)更に高度を上げるとお花畑に突入し、稜線に飛び出しました。

沢山の登山者が
ガス湧く三周ヶ岳
一旦鞍部に

此処には沢山の登山者が休憩や撮影等で混雑して居ますね。潅木向こうの夜叉が池を見ると此処にも
沢山の登山者が居ます^^)此方は白山が見える三周ヶ岳方面に向かって登りますが、最初の小ピークに
着き、三周方面を見ると何と山頂付近はガスに包まれています。此れでは展望も無理と判断し池周辺で

ガスに包まれる夜叉が池
夜叉が池への取り口
賑わう池畔

ノンビリ過す事にしましょう^^)一旦鞍部に戻り夜叉が池山(夜叉丸)の方へ登って見ます。稜線の東側は
一面のニッコウキスゲ、アザミやイブキトラノオも咲いています。夜叉が池が見下ろせる場所迄登ります。
午後になり早くも西側から大量のガスが流れて、天気が下り坂なのが判り池畔に立ち寄り下山とします。

賑わう夜叉が池
賑わう夜叉が池

夜叉が池で出逢った花達

ニッコウキスゲ
ニッコウキスゲとアザミ
ニッコウキスゲ ニッコウキスゲとアザミ
イブキトラノオ
ニッコウキスゲと登山者
イブキトラノオ ニッコウキスゲと登山者
アカモノ
ミヤマカラマツ
アカモノ ミヤマカラマツ
モウセンゴケ
ササユリ
モウセンゴケ ササユリ

homeへ