雪割草(ミスミソウ) 青葉山(693m)

山行日 2007.3.23
山域 嶺南山地:福井県
コース 西国二十九番:松尾寺(70分)奥の院(10分)青葉山西峰
青葉山西峰(30分)青葉山東峰(30分)青葉山西峰
青葉山西峰(60分)松尾寺
標高差 約350m
総歩行時間 約4.0h(休憩含む)

西国二十九番:松尾寺
回廊の向こうに登山口
青葉山松尾登山口

残っている青春18切符で、若狭富士とも呼ばれている青葉山に出掛けようと思い早朝6時半自宅を
出ました。JR神戸駅に着くと乗る予定だった福知山線が何と濃霧の為、運転を見合わせているとか^^)
仕方なく自宅に取って返し、改めて車で出発です。山陽道神戸西ICから舞鶴道へ、三田西ICを過ぎ
篠山盆地に入る頃から辺り一面濃い霧。高速道も一部で速度規制中。ナルホド此れだけの濃霧なら

山頂(西峰)迄1.8kmの標識
U字状に掘れた道
石の鳥居から先は神域

列車が運転を見合わせるのも仕方ないか^^)と、納得!?その濃い霧も福知山ICを過ぎる頃から随分と
淡くなって来ました。ETC通勤割引を最大限活用する為に綾部ICで降ります。此処から国道27号線を

北上し舞鶴の街を抜け、登山口の松尾寺に向かいます。結局松尾寺に着いたのが10時随分回って
しまいました。車は山門前の駐車場(400円)に止め、先ずは西国二十九番札所:松尾(まつのお)寺に

木立の向こうに青葉山
木の根道
意外に急傾斜

安全登山をお祈りします。此処松尾寺は馬頭観音が祀られています。登山口は本堂右手、回廊の
奥に見えますね。登り始めからタチツボスミレの群生がお出迎え^^)やがて見事な竹林。ホンの僅かで
近畿自然歩道の標識が建ち山頂(西峰)迄1.8kmと記されています。U字状に深く掘れた登山道を
登れば林床にはショウジョウバカマの葉が、此れから咲くのでしょう。やがて石の鳥居が現れ辺りには

意外と急傾斜
ミスミソウ
ミスミソウ

先週の降った雪が残っていますね。鳥居を潜ると杉林の向こうに青葉山が見えています。此処から
本格的な登山道?行き成り急勾配の木の根道、この先も傾斜は緩まずマダマダ急坂が続きます^^)
九十九折れに続く道を登るとロープが掛かる岩場。この先何箇所か出て来ます。ふと、足元を見ると
お目当てのミスミソウ(雪割草)がポツポツと咲いていますね^^)何度か立止まり撮影に夢中^^)岩場に

大岩に架かる梯子
奥の院
青葉山西峰

架かる新しい鉄の階段を登り左手に回り込むと、石垣の上には立派な祠。松尾寺の奥の院かな?
更に少し登ると右に今寺からの道と合流し、この直ぐ先に権現さんのお社建つ青葉山西峰。その
裏手に在る大きな岩の上に立つと足下に内浦湾。生憎モヤっていてハッキリ見えない。此処から
更に最高峰の東峰に向かいます。鞍部へと下り始めるとデジ一でミスミソウを撮ってらっしゃる方に

青葉山西峰から内浦湾を望む
青葉山西峰から内浦湾を望む
残雪豊富
岩の割れ目を潜り
危険な岩場に新しい梯子が

後に東峰でお話しすると京都市内から来られたとか。尾根には先週降った雪が結構残り滑り易く
キケン!!鞍部から大岩の切れ目を潜ったり、長い梯子を昇り降りすると青葉神社の建つ東峰です。
山頂は木々に遮られ展望はありませんが、東側に在る岩場から高浜側が開けています。展望も
無いので、その足で西峰に戻ります。戻った西峰で可愛いワンちゃんを連れたご婦人と対面^^)

岩尾根にはロープが
梯子を昇り降り
青葉山東峰には青葉神社

此方の方は明石から来られたとか。もう一度大岩からの展望を楽しみ先程の方と来た道を
下山します。道すがらお互いのサイトアドレスを交換し松尾寺に帰り立ちました。目当ての
ミスミソウをも十分堪能し、下山後のお楽しみの温泉はあやべ温泉"二王の湯"でした。

山でお会いしたのは"フォトギャラリー 竹前 朗"のtakemaeさん、"ふわり空へ"のfuutaさん。


青葉山で出逢った花達

ミスミソウ(雪割草)青花
ミスミソウ(雪割草)白花
ミスミソウ(雪割草)赤花
ミスミソウ(雪割草)青花 ミスミソウ(雪割草)白花 ミスミソウ(雪割草)赤花
ヤマルリソウ
タチツボスミレ
ミツバオウレン
ヤマルリソウ タチツボスミレ ミツバオウレン

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